【金武】金武町伊芸区で18日、米寿合同祝賀会が開かれた。本年度、米寿を迎えた区民は4人。祝賀会には、親族や関係者ら約230人が集まり、数え88歳のトーカチを祝福した。
今回米寿を迎えたのは島袋正治さん(86)、安富祖秀雄さん(86)、新里ハツエさん(86)、島袋邦子さん(86)。島袋正治さんは「盛大に催してもらい感謝する。今後も長生きして区や町に貢献し、健康に留意したい」と意気込んだ。
祝賀会は親族代表による「かぎやで風」で幕開けし、各家の親族が踊りの余興を披露した。島袋義一区長はあいさつで「ご家族の繁栄と地域社会の発展に尽くしてきた苦労のおかげで、今日の豊かな社会と地域が築かれてきた」と感謝した。
トーカチは旧暦8月8日に行われる。伊芸区は米寿対象者の健康や体調面を考慮し、前年度に本人や家族と調整の上で夏の暑い時期を避けて実施している。
(武井悠)