「欲しいのがあった」村庁舎で“お宝”発掘 移転でいらなくなった備品、お買い物 沖縄


「欲しいのがあった」村庁舎で“お宝”発掘 移転でいらなくなった備品、お買い物 沖縄 不要になった旧庁舎備品販売の様子=5月15日、仲田区の伊是名村役場旧庁舎
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 【伊是名】15日、16日の2日間、伊是名村の旧庁舎で、新庁舎移転により不要になった使用可能な備品が販売された。売上金は島の子どもたちの活動費に活用される。旧庁舎の1階には机や棚やロッカーが並び、ひとつ500円で販売された=写真。庁舎を担当する総務課が当日の手続きを務めた。

 開始時間になると、掘り出し物を求めて多くの村民が訪れ、品物を楽しそうに選んでいた。チャリティーの趣旨でどんな品物も大きいのも小さいのも同じ価格だ。建具など面白いものを買っていく人もおり、皆それぞれ宝探し感覚で楽しんでいた。

 お目当ての家電のコードを見つけた村在住の男性は「欲しいのがあった」と笑顔でお金を手渡していた。

(比嘉陽子通信員)