伊平屋漁協で初の女性組合員 貝20キロを初出荷 姉妹で活躍「おいしい海産物を届けたい」 沖縄


伊平屋漁協で初の女性組合員 貝20キロを初出荷 姉妹で活躍「おいしい海産物を届けたい」 沖縄 収穫した貝を出荷する上原留美さん(右)と妹の都倉かおりさん=5月9日、伊平屋村漁業協同組合
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 伊平屋村漁業協同組合(新垣雅士組合長)で5月9日、村内で初となる女性組合員(准組合員)の海産物の水揚げが行われた。

 伊平屋村田名出身の上原留美さんは、子どもの頃から海が大好きで、海で仕事をすることが、かねてからの夢であったことがきっかけで、2023年に村漁業協同組合の准組合員となり、24年に本格的に海での仕事をスタートした。村漁協への初出荷は、野甫島沖で収穫した夜光貝やタカセ貝約20.8キロ。

 初出荷を終えた上原さんは「自分で収穫した貝を出荷することができてうれしい。これからも経験を積んで、伊平屋島のおいしい海産物をたくさんの人に届けるために頑張りたい」と笑顔で語った。

 准組合員には妹の都倉かおりさんも加入しており、今後の女性の活躍が期待されている。

(譜久村美波通信員)