【伊江】本部署(玉寄剛宏署長)は2日、人命救助功労者への感謝状贈呈式を伊江漁業協同組合2階ホールで開いた。玉寄署長が、八前隆一さん、大城康隆さん、玉城太智さん、崎浜康太郎さんの4人に感謝状と盾を贈った。
4人は6月初旬、川平のビーチ沖合で20代女性が足のけいれんで身動きが取れず陸に戻れなくなっていたところ、ボート2隻を出航させ救助した。女性が取り残された場所は潮流が速く、満ち潮の時間帯で水深も深くなっていた。少しでも発見・救助が遅れた場合、最悪の事態になっていた可能性もあった。4人の勇敢な行動は他の模範になるとして表彰された。
玉寄署長は4人の行動に感謝の意を述べ「これから海のレジャーが活発になって来る。注意喚起を引き続きお願いしたい」とあいさつした。
救助者の玉城さんは「一人一人がライフジャケットを身に着けるなど、安全に考慮して海のレジャーを楽しんでほしい。海の事故は命に関わる」と真剣な面持ちで話した。
(知念光江通信員)