「沖縄用語辞典」の記事一覧

　米空軍を中心に海軍や陸軍、海兵隊が共同使用する米国アジア戦略の一大総合拠点基地。嘉手納町、沖縄市、北谷町にまたがり、面積は成田空港の２倍の１９９５ヘクタール。 ...

　イセエビ科。体長３０～３５センチ。イセエビに似るが、背面に白と赤の斑紋が無数に散在することで見分けがつく。沖縄近海でとれるのはほとんどこの種。魚貝類やウニを好 ...

→新城島（あらぐすくじま） 『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込) ...

　ハト科の留鳥、全長４０センチ、全身が黒っぽく、カラスに似ていることからその名がある。紫や緑の光沢があり、県内各地の広葉樹の森に生息する。ウーウーと牛の声に似た ...

　１９６２年１２月７日、具志川市川崎に米軍嘉手納基地のジェット機が墜落。住民２人が死亡し、４人が重傷を負った。パイロットは、脱出して無事。村議会は墜落への抗議、 ...

　沖縄の主要作物。１４世紀末から１５世紀初めごろに中国からもたらされたと見られ、１５世紀には砂糖製造の記録が見える。黒砂糖を造るサーターヤー（製糖小屋）は、農村 ...

　シギ科の旅鳥。全長２５センチ。黄色い足が特徴。夏羽は上面が灰かっ色で下面は白く、顔から首にかけて縦斑、胸から脇には横斑がある。冬羽は斑紋がなくなる。春秋の渡り ...

　方言名バカギザ、パリィズィ【宮】、バギラ【八】。トカゲ科。宮古、八重山諸島に分布する琉球列島の固有種。全長３９センチにも達する日本最大のトカゲ。かつては〈畑の ...

　神へ願いをかけて、それが成就すると願いを解く儀礼。八重山諸島で盛んに行われている。旧暦８月か９月に、御嶽で神女達が祈願をした後、舞台で狂言や舞踊、組踊など数多 ...

　１９４６年４月、金武村から分村。宜野座、漢那、惣慶、松田からなる。戦禍を逃れて、中南部から多くの避難民が集中。４５年９月には漢那市（３万人）など市政が敷かれた ...

　１９１２～１９９７（明治４５．７．２５～平成９．７．１６）　参議院議員。北中城村生まれ。沖縄県祖国復帰協議会会長、沖縄教職員会会長として屋良朝苗と二人三脚で復 ...

　沖縄県も加盟する（財）九州文化協会が主催する事業で、１９７０年度から実施。九州各地区で選考された「地区優秀作」１０編の中から最優秀作１編が選定され、『文學界』 ...

　フウチョウソウ科の落葉小高木。九州南部以南からマレーシアに分布し、山野などに自生するが数は少ない。方言名はアマキ。葉は３つに分かれ、花時は落葉する。材は柔らか ...

　那覇辻町出身で東京で社会福祉などで活躍した金城芳子を記念し、女性の地位向上のための研究や活動に贈られる助成金。１９９２年に創設。毎年７月、助成金２５万円が個人 ...

　長期間密閉容器に保存した泡盛。貴重な酒として客人に振舞われた。まろやかで芳醇（ほうじゅん）な味。客人は出された一杯を味わい、お代わりを所望してはいけないという ...

　１９０５～１９７８（明治３８．１．１８～昭和５３．１２．２６）　実業家。那覇市久米生まれ。那覇市議、同議長。１９５３年沖縄相互銀行（株）頭取。沖縄テレビ放送（ ...

　沖縄本島南部、知念半島の東方約５．５キロの太平洋上に位置する。面積１．３７平方キロ、周囲７．７５キロ。最高標高１７．１メートルの細長い平坦な島で、琉球石灰岩か ...

　終戦直後、台湾、マリアナ諸島など外国からの引揚者を一時収容した施設。受け入れ検査（予防接種など）を実施したほか、帰村の準備を行った。中城湾に近く、１９４６年８ ...

　ホタル科。１９９３年に発見された。久米島の限られた清流にのみ生息する。成虫の現れる期間も３週間という短期間。沖縄のホタルの幼虫はみな陸生であったが、本種は水生 ...

　黒島に伝わる正月ゆんたを節歌にしたもので、島の豊穣繁栄を寿ぐ内容。「まんがにすっつあ節」と記されたりしたが、昭和初期の天久用立編纂『八重山音楽三味線乃工工四』 ...

　石垣島の南東約１９キロに位置。竹富町の有人島のひとつ。人口２１４人。面積１０．０２平方キロ、海岸延長１２．６２キロの隆起サンゴ礁の島。島の大部分が牧場で２３４ ...

　米軍基地関連の労働。テント張り作業など単純労働から始まったが、のちに港湾・住宅建設、事務関係職種などに専門化。劣悪な条件での労働が強いられたが１９６０年、労働 ...

　首里城外郭、東南側の石造拱門で、別名添継御門（すえつぎうじょう）。国王が没すると世子はこの門を通って御内原世誇御殿に入り、即位の礼を行った。通常は御内原の通用 ...