「沖縄用語辞典」の記事一覧
円山号 (まるやまごう)
2003/03/01
戦前、那覇市東町にあった鉄筋コンクリート一部4階建ての百貨店。1935年10月の建造。商店が建ち並ぶ大門前通りにあり、当時、民間の建物としては沖縄一。寄留商人 ...
マングース
2003/03/01
一般にインドマングースをいう。食肉目ジャコウネコ科。体長30~40センチ。胴長尾長で短足、耳が小さい。体毛は茶色に灰白色がまじる。1910年にネズミ駆除を目的 ...
マングローブ
2003/03/01
熱帯・亜熱帯の河口や入り江の泥湿地に発達する特殊な樹木類の総称。満水時は水に浸かることが多いため支柱根や呼吸根という特殊な根が発達している。種子は樹上ですでに ...
漫湖 (まんこ)
2003/03/01
かつて大湖といわれ、漫湖の名が初めて文献に出るのが1663年(『使琉球記』)。現在、那覇市側はほとんど埋め立てられ、豊見城市側も干潟でマングローブが群生してい ...
「万歳敵討」 (まんざいてきうち)
2003/03/01
田里朝直の組踊四番の一つ。1756年の尚穆王冊封式典余興芸能として初演。能の「放下僧」や「望月」と重なるところあり。父のかたきの高平良御鎖を謝名の子・慶運の兄 ...
万座毛 (まんざもう)
2003/03/01
1726年に尚敬王が同地を訪れ「万人を座らせるに足る」として名付けたといわれている。一帯はハナコミカンボク、オキナワスミレなど学術上貴重な植物が生息しており、 ...
ミージョーキー
2003/03/01
竹製の平型円形の箕(み)。地域によってミーバーラー、ムイジョーキ、ソイなどとも呼ばれる。籾(もみ)殻、豆穀などの選り分けや穀類の乾燥、餅作りなどに用いられる。 ...
夫婦は甕の尻一つ (みーとぅんだやかーみぬちびてぃーち)
2003/03/01
洗骨の儀礼の後、再び遺骨を墓のなかに安置する際に、夫婦の遺骨は同じ骨壺に納めた。このことから、夫婦の絆の強さを表す言葉として用いられる。 『最新版 沖縄コンパ ...
明宇底獅子嘉殿 (みうすくししかどん)
2003/03/01
生没年未詳 15世紀末の波照間島の有力者。アカハチの乱に際して、アカハチに与すよう再三の勧誘を受けたが、応じなかったためアカハチの部下によって殺害された。王府 ...
三重城 (みえぐすく)
2003/03/01
那覇港の北岸の突堤部。古琉球時代、対岸の屋良座森グスクと結んで、倭寇からの防御のために長堤を築き砦を置いていた。後に船旅の見送り場所ともなった。跡地に拝所があ ...
「御絵図帳」 (みえずちょう)
2003/03/01
首里王府の絵図奉行の絵師たちにより、まとめられた絣の図案集。久米島、宮古、八重山各地で貢納布を織らせるための手本で、模様、染色などこまかな指定がある。植物染料 ...
ミカンコミバエ
2003/03/01
ミバエ科の昆虫で体長六ミリ内外。小さなハチに似た美しいハエだが、幼虫はミカン、グワバ、スモモ類を食害する重要害虫。国と沖縄県が大がかりな不妊化による防除事業を ...
未契約軍用地20年強制使用 (みけいやくぐんようちにじゅうねんきょうせいしよう)
2003/03/01
1987年5月14日で使用権限の切れる未契約米軍用地の強制使用で、国は嘉手納飛行場など11施設内にある反戦地主らの土地約43万4000平方メートルの使用を引き ...
美崎御嶽 (みさきおん)
2003/03/01
石垣島登野城にある御嶽。1500年のオヤケアカハチの乱の際、琉球王府軍の兵船の那覇への安着を祈願して真乙姥が籠ったところ。公儀御嶽と呼ばれ、最も高い神格をもつ ...
美里安満 (みさと・あんまん)
2003/03/01
1669~1744(康煕8.3.19~乾隆9.7.28) 三司官。嵩原親方安依の長子、毛姓(美里家)の7世。1696年御物奉行職に任ぜられ、翌年美里間切総地頭 ...
ミズガンピ
2003/03/01
ミソハギ科の常緑低木。沖縄から熱帯アジア、オセアニア、ポリネシア、アフリカに分布する。方言名はハマシタン。海岸の隆起サンゴ礁上に生えるが、盆栽の材料として珍重 ...
道ジュネー (みちじゅねー)
2003/03/01
練り行列。旧暦8月10日前後に行われる豊年祭(村踊り)等で、正日(2日目)に拝みをすませた後、ムラの中心通りを正装した全出演者とノロや神人、ムラの役員たちが公 ...
道の島 (みちのしま)
2003/03/01
奄美諸島のこと。与論島・沖永良部島・徳之島・請島・与路島・加計呂麻島・奄美大島・喜界島と、海上の道しるべのように飛び石状に連なったところから、こう呼ばれた。『 ...
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