「沖縄用語辞典」の記事一覧
密貿易 (みつぼうえき)
2003/03/01
法律を犯してひそかに行う貿易。沖縄でも戦後すぐ始まり、本土との貿易が解禁となった1950年ごろまで栄えた。特に与那国島を中継地点とする台湾、香港ルート、奄美大 ...
みどり丸沈没事件 (みどりまるちんぼつじけん)
2003/03/01
久米島定期船みどり丸が沈没した、沖縄で戦後最大の海難事故。1963年8月17日、那覇市泊港から久米島向け航行中、神山島(通称チービシ)沖合で横波を受け転覆。乗 ...
港川人 (みなとがわじん)
2003/03/01
具志頭村港川の港川遺跡より出土した、約1万8000年前の人骨。1968年大山盛保によって発見された。採石場の割れ目にあった堆積層から多数の動物化石とともに出土 ...
ミナミクロダイ
2003/03/01
方言名チン。タイ科の魚。体長40センチほどで、たまに50センチ以上のものも。体はだ円形で、銀灰色の地はだをしている。河口付近やリーフ周辺にすむ。雑食性で何でも ...
南十字星 (みなみじゅうじせい)
2003/03/01
南十字座。南天の天の川の中に位置し、2個の1等星、1個の2等星と1個の3等星のつくる十字形の星座。沖縄では、1月中旬から5月中旬にかけて、からす座の四角形が中 ...
南大東島 (みなみだいとうじま)
2003/03/01
沖縄本島の東方、那覇港から海路約400キロの太平洋上に位置する大東諸島の一島。北大東島と約12キロを隔てている。島特有の動植物が多く、ダイトウオオコウモリ、大 ...
南大東村 (みなみだいとうそん)
2003/03/01
南大東島の全島を占める村。1900年に八丈島出身の玉置半右衛門に開拓されるまでは無人島であった。主産業はさとうきび栽培で、糖業の島。64年にようやく耕作者によ ...
ミナミトビハゼ
2003/03/01
方言名のトントンミーが親しめる。ハゼ科の魚類。体長10センチほど。黒みがかった灰色の体に、頭部から目玉が飛びだしている。胸びれを腕のように立てて巧みに飛びまわ ...
嶺井百合子 (みねい・ゆりこ)
2003/03/01
1912~1999(明治45.1.18~平成11.10.16) 玉城村生まれ。ひめゆり同窓会会長。ひめゆり平和祈念資料館館長。教師から行政へ転身。「新生活運動 ...
ミノカサゴ
2003/03/01
方言名ハニアファー、ハニヌイユ。ミノカサゴ亜科の魚。美しい花には棘(とげ)がある、ということわざ通りで、しかもこの魚の棘には毒がある。サンゴ礁域を泳ぐ姿は優雅 ...
ミバエ(ウリミバエ、ミカンコミバエ)根絶(こんぜつ)
2003/03/01
ミバエはミバエ科のハエ類で、農作物の大害虫。直接的な被害だけでなく、害虫の発生地域から未発生地域への寄生植物(農作物)の移動が植物防疫法で禁止、制限されるため ...
ミフウズラ
2003/03/01
ミフウズラ科の留鳥。全長14センチ。体が丸く太いので大きくみえる。黄褐色の地に黒の斑点がある。雌はのどが黒く目立つ。雄が抱卵やひなの世話をする一妻多夫の習性が ...
ミミガーサシミ
2003/03/01
豚の耳と頬の皮を使った酢の物。代表的な琉球料理の一つ。茹でた耳皮をせん切りにしてキュウリやもやしとピーナツ酢で和える。コリコリした歯ざわりはくらげに似ていてお ...
耳切り坊主 (みみちりぼうじ)
2003/03/01
首里那覇方面の子守唄。別名「大村御殿」とも。子守唄は幼児をあやすだけでなく、ときには恐怖感を与え寝かせる場合がある。ここでは黒金座主という妖術使いの亡霊を引き ...
三村節 (みむらぶし)
2003/03/01
三つの村を連ねて、その地の特色をうたった土地讃歌。別名「三村ぬ姉小達」とも呼ばれている。小禄・豊見城・垣花、潮平・兼城・糸満、上泊・泊・元泊とうたわれている。 ...
ミャークヅツ
2003/03/01
旧暦8~9月の甲午から3日間の行事。男の祭りで55歳(昔は47歳)でムトゥヌウヤになり、ムトゥの集会所(池間ムトゥ、前里ムトゥ。池間は三ムトゥに別れる)に参加 ...
宮城嗣吉 (みやぎ・しきち)
2003/03/01
1912~2001(明治45.3.4~平成13.6.3) 元沖映社長。那覇市出身。1952年に那覇市牧志に沖映本館を開き、映画の配給、興業に乗り出した。映画興 ...
宮城島 (みやぎじま)
2003/03/01
大宜味村の風光明媚な塩屋湾入り口に浮かぶ島。面積5.02平方キロ。宮城橋、塩屋大橋で本島と結ばれ、一見して陸続きのようで島のイメージはない。塩屋湾は波静かな湾 ...
宮城島 (みやぎじま)
2003/03/01
沖縄本島中部の東海岸、勝連半島の北東約7キロの洋上に位置する与那城町の一島。面積5.02平方キロ、周囲12.24キロ。桃原、上原、宮城、池味の4区からなり、農 ...
宮城真治 (みやぎ・しんじ)
2003/03/01
1883~1956(明治16.8.4~昭和31.5.24) 民俗学者で教育者。羽地村(現名護市)生まれ。沖縄師範学校卒業後、国頭郡内で教師をする傍ら、山原の民 ...
宮城仁四郎 (みやぎ・じんしろう)
2003/03/01
1902~1997(明治35.1.10~平成9.12.20) 沖縄県立農林学校卒。宮古製糖・大東糖業社長、琉球煙草社長、同代表取締役会長、グループの琉展会会長 ...
宮城鉄夫 (みやぎ・てつお)
2003/03/01
1877~1934(明治10.9.4~昭和9.8.27) 農業指導者。羽地村(現名護市)生まれ。札幌農学校卒業後、国頭農学校校長を勤めた。サトウキビの反収増の ...
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