「沖縄用語辞典」の記事一覧
リュウキュウアユ
2003/03/01
方言名ヤジ【奄】。サケ目キュウリウオ科の川魚。体長10~20センチ。背面が黄色みをおびた暗緑色、腹面が銀白色で美しい。琉球列島では沖縄本島北部と奄美に生息。近 ...
リュウキュウイケガツオ
2003/03/01
方言名ビービーターヤ。アジ科の魚。サンゴ礁周辺の表層でみられる。体は銀白色、細長く、平たい。ややシイラに似るが、皮はカワハギのように固い。体長50センチ前後。 ...
琉球犬 (りゅうきゅういぬ(けん))
2003/03/01
通称トゥラー。沖縄の在来種で虎毛の犬。通り名もそれに由来する。茶かっ色の地毛に黒い縞模様がある。山原系と八重山系があって、どちらも狩猟犬として活躍してきた。飼 ...
リュウキュウイノシシ
2003/03/01
方言名ヤマシシ【沖】、ウムザ【八】。イノシシ科。奄美大島以南にすむ小形種。体長1メートル前後。体重は60~80キロ。体色はニホンイノシシより濃褐色。主食はシイ ...
琉球エアーコミューター(株) (りゅうきゅうえあーこみゅーたー)
2003/03/01
1985年設立。沖縄県内の2地点間旅客輸送と貸切遊覧飛行のコミューター会社。DHC―8型(39席)とDHC―6型(19席)、BN―2B型(9席)を所有。那覇、 ...
琉球王国のグスク及び関連遺産群 (りゅうきゅうおうこくのぐすくおよびかんれんいさんぐん)
2003/03/01
2000年12月、第24回世界遺産委員会会議で世界遺産として登録された沖縄の9つの史跡や名勝、重要文化財のこと。それらは琉球王の居城であった首里城、中城城跡、 ...
琉球音階 (りゅうきゅうおんかい)
2003/03/01
わが国の伝統的な音階の一つ。ドミファソシド音階のこと。沖縄音階とも。民謡の「谷茶前」や「てぃんさぐの花」など多くのものに見られる。インドネシアのペロック音階と ...
琉球海運(株) (りゅうきゅうかいうん)
2003/03/01
海運業。1950年に設立された。航空機の発達で復帰前後から旅客が減少。現在は貨物輸送が主流になっている。資本金は3億円。2001年度売上げは105億6400万 ...
琉球海溝 (りゅうきゅうかいこう)
2003/03/01
琉球弧の東側に、九州南岸沖から台湾東方にむけて走る海底の溝。別名南西諸島海溝。全長2250キロ、幅60キロ、水深6000~7000メートル。最深部は沖縄島東方 ...
琉球歌劇 (りゅうきゅうかげき)
2003/03/01
1879(明治12)年以後に組踊の影響を受けて誕生した歌舞劇。初期には「親あんまー」「茶売やあ」等があり、後に「泊阿嘉」「薬師堂」「奥山の牡丹」の本格歌劇が誕 ...
琉球絣 (りゅうきゅうかすり)
2003/03/01
沖縄の代表的織物。日本各地の絣の源流。木綿絣と絹絣とあり織文様からインド、東南アジアが起源。南風原町喜屋武、本部、照屋が主要産地で、現在は絹織物が主体。経・緯 ...
琉球歌壇賞 (りゅうきゅうかだんしょう)
2003/03/01
琉球新報の〈琉球歌壇〉に年間を通じて欠詠がなく、かつ最も秀れた作品を多く寄せた人に贈られる賞。1980年の創設で、第2回までは金、銀、銅の3賞があったが、第3 ...
琉球ガラス (りゅうきゅうがらす)
2003/03/01
ガラスはエジプト周辺で紀元前1700年には既にあり、日本では弥生時代の遺跡からガラス璧(へき)が出土している。沖縄では明治より戦前までランプのホヤや薬瓶などの ...
琉球ガラス村 (りゅうきゅうがらすむら)
2003/03/01
琉球ガラスの工房、ギャラリーが集まった総合施設。県内6業者が燃料、人件費の節減、安定した供給態勢を狙いに琉球ガラス工芸協同組合を発足、85年に琉球ガラス工芸協 ...
『琉球科律』 (りゅうきゅうかりつ)
2003/03/01
琉球王国初の刑律典。科律ともいう。1786年に成立し、18巻103条からなる。75年、伊江朝慶・幸地良篤が科律編集奉行に任じられ、大清律を母法とし、日本の刑書 ...
琉球館 (りゅうきゅうかん)
2003/03/01
中国福州(福州琉球館)と鹿児島にあった。後者は鶴丸城の東南に置かれ、琉球仮屋とも称した。琉球の出先機関であり、倉庫、宿館でもあった。薩摩藩主への年頭使が在番親 ...
琉球切手 (りゅうきゅうきって)
2003/03/01
米軍統治下の沖縄で復帰までに発行された切手。正刷切手は1948年7月1日に7種が発行されて以来、72年までに257種を数える。復帰直前の記念切手発行時は、希少 ...
琉球銀行 (りゅうきゅうぎんこう)
2003/03/01
米軍統治下の1948年、米国軍政府布令に基づき特殊銀行として設立された。米国民政府、琉球政府の資金取扱機関などの役割を果たした。復帰で銀行法に基づく普通銀行と ...
リュウキュウキンバト
2003/03/01
ハト科の留鳥。全長25センチ。方言名チパト。宮古島と八重山諸島に生息する小型のハト。背と翼の上面は金属光沢のある緑色。くちばしと脚は赤い。国内希少動植物種、絶 ...
リュウキュウクマゼミ
2003/03/01
方言名サンサナー。セミ科。体長5センチ内外、前翅長5.5センチほど。体色は黒く光沢がある。夏の盛りにセンダンやホルトノキの幹に群がり、「シャア、シャア」と耳を ...
琉球結核予防シール (りゅうきゅうけっかくよぼうしーる)
2003/03/01
1952年、医師のペスケラー博士は結核予防協会設立資金として米国結核予防クリスマスシールに「琉球」の2字を沖縄で印刷し、売り出した。翌年より沖縄でデザインした ...
琉球弧 (りゅうきゅうこ)
2003/03/01
九州から台湾の間にある島々の総称。弓状に並ぶ島々のこと。一般には奄美諸島と沖縄県域の島々を指す、琉球列島と同じ。地質学者ナウマンの著書にある「Ryukyu B ...
琉球交響楽団 (りゅうきゅうこうきょうがくだん)
2003/03/01
プロのオーケストラを目指し2001年3月に県内で旗揚げした。代表・祖堅方正。常任指揮者に大友直人を迎え、年2回の定期演奏会を行っている。 『最新版 沖縄コンパ ...
琉球国王 (りゅうきゅうこくおう)
2003/03/01
三山時代は〈琉球国中山王〉〈琉球国山南王〉〈琉球国山北王〉として明国から冊封されたが、三山統一後は〈琉球国中山王〉が統一国王となり、琉球国王とも称した。統一後 ...
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