「沖縄用語辞典」の記事一覧

　１６９５～１７６０（尚貞２７．４．１５～尚穆９．２．１５）　古波蔵親方。１７２４年に官生として北京の国子監に入監。帰国後、『琉球国旧記』『中山世譜』附巻の編集 ...

　カワスズメ科の魚。原産地はサハラ砂漠以南のナイル水系から東アフリカ一帯といわれる。沖縄には１９５４（昭和２９）年、食用魚として台湾から移入された。ダム、水田、 ...

　ラン科、デンドロビウム属の着生ランの総称。アジアを中心とした広い範囲に数多くの種が分布し、交配種も多い。県内で切り花や鉢植えとして生産されているものは、俗にデ ...

　軍鶏（シャモ）を闘わせて勝負を競うゲーム。沖縄では軍鶏のことをタウチーなどという。戦前までは庭先や空き地などでよく行われ、見物人で人垣を作った。２羽のうちどち ...

　１８８４～１９４６（明治１７．１１．１０～昭和２１．８．２４）　新聞人、政治家。首里生まれ。国学院を中退し琉球新報社入社。１９１５年門閥打破を主張して『沖縄朝 ...

　ラン科植物の繊維で織られた、蜻蛉の羽のごとく美しい、幻の織物。那覇を中心に１９３１年ごろまで織られ、その後途絶えた。インドから島伝いに伝えられた絣技法とともに ...

　鹿児島県に属する火山島群、吐カ喇列島の北端にある口之島と屋久島の間の海峡。生物地理学上、東洋亜区と旧北区を分ける重要な境で、渡瀬線として知られている。奄美・沖 ...

　廃藩置県後、沖縄の土地制度を全国並みに近代化するための土地所有権の改正。１８９９～１９０３（明治３２～３６）年にかけて行われた。それまでの首里王府時代の制度下 ...

　泊港に注ぐ安里川の河口に架けられた橋。１７００年、老朽化した木橋から石造アーチ橋へと改修される。工事に動員された人員は延べ２万５６７６人に及んだ。真玉橋・比謝 ...

　主催団体は石垣市、沖縄テレビ、琉球新報社など。スイム１．５キロ、バイク４０キロ、ラン１０キロのコース。市民がマイペースで楽しむ一般の部と国際トライアスロン連合 ...

　１４５６～１５１７（尚泰久３～尚真４１）　八重山の頭。波照間島の生まれ。オヤケ・アカハチの乱では王府側につき、古見首里大屋子となり、後に改称され石垣頭職となっ ...

　石垣市川平にある海岸林。仲筋村は廃村となったが、御嶽は自然を残したままで保存された。開拓が進んで、裏石垣一帯の海岸林の大半は喪失しているが、ここは自然の森の特 ...

　琉歌の一種。普通、琉歌は８８８６の３０音で構成されるが、仲風は和歌の影響を受けて７５８６音、５５８６音、７７８６音に変形した。平敷屋朝敏の歌が知られる。和歌と ...

　１８６７～１９２６（尚泰２０．４．６～大正１５．９．３）　県庁吏員、政治家、実業家、沖縄資料研究家。首里生まれ。東京帝国大農科大学卒。県属から沖縄県農工銀行に ...

　名護市東江の名護番所跡に建つ。玄関右手に王府時代の政治家・文学者、名護親方（程順則）の座像がある。１９８４年３月に開館。「名護・やんばるの生活と自然」をテーマ ...

　那覇、泊、新港、浦添の４つのふ頭を抱え、港湾取扱貨物量は年間約９４０万トン（１９９６年実績）。県内では約７３％のシェアーを誇る。利用者への対応と経済振興のため ...

　宮古民謡。今日では宴席だけでなく盛んにうたわれている。酒の肴は膾（なます）が一番で、その具には紫蘇が最もよく、入れ物は貝皿がよいとうたい、そして女の山桃色の下 ...

　青森県弘前出身、笹森儀助の著。１８９８（明治３１）年自費出版。９３年に５カ月にわたり琉球列島を踏査した日記で、置県後の民衆の生活を活写した。本土の沖縄への関心 ...

　藁（わら）で編まれた１畳から３畳ほどの敷物。地域によってはニクブー、ニンブー、ニーブとも呼ばれている。農家では庭先での籾（もみ）や豆類の天日干しに使用された。 ...

　１９９６年４月、東京での日米首脳会談で橋本首相とクリントン大統領はあらためて日米安保体制についての共同宣言を発表した。冷戦終結後の同体制の外交的および軍事戦略 ...

　与那国島・西崎灯台の隣にある碑。１９８０年、与那国中学校１０期生と久部良中学校３期生の１２０名が、生年祝いの記念に建立。「日本国最西端の地」の文字と西崎の絶景 ...

　沖縄本島南部で旧盆明けに行われる祭り。元来旧暦７月１７日の行事であったが、近年では１６日に繰り上げられている。部落内の払いの儀式で、獅子舞やエイサーなど総出で ...

　キクメイシ科のサンゴで、群体は塊状か盤状を形成する。大きさは２０センチ～１センチくらい。色は黄、茶、濃い緑色で、表面は脳状のひだに似る。潮通しのよい浅瀬のサン ...