「沖縄用語辞典」の記事一覧

　沖縄の本土復帰に伴い制定された、沖縄振興開発のための三法で、「沖縄開発庁設置法」「沖縄振興開発特別措置法」「沖縄振興開発金融公庫法」。沖縄振興開発計画も「沖縄 ...

　１９６６（昭和４１）年、県内唯一の女子短期大学として財団法人嘉数女子学園により付属高校とともに開学。商業科・児童教育科（第１部、第２部）がある。所在地は那覇市 ...

　１９４５年４月１日の米軍の沖縄本島読谷村渡具地・玻名城上陸から同７月２日の琉球攻略作戦終了宣言までの９３日間の戦闘。その前に米第１０軍歩兵第７７師団の一部によ ...

　県内の各分野で著しい貢献者、団体を表彰するため沖縄タイムス社が１９５７年に設けた。賞の種別は、自治賞、産業賞、文化賞、体育賞、社会奉仕賞の５部門。県出身以外で ...

　本土復帰に伴い、日本の関税・内国消費税など輸出入諸法令の即時適用による県民生活や企業活動への影響を緩和するため設けられた措置。輸入牛肉、こんにゃく、脱脂粉乳、 ...

　アダン（タコノキ科の常緑高木で、海岸などに自生）の葉を原料に作られた夏帽子。１９０４年、片山徳次郎がアダン葉の漂白方法や作り方を開発し特許を得てから、急速に普 ...

　「琉球諸島及び大東諸島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定」。１９７１年６月１７日、東京とワシントンで同時に署名された。翌７２年５月１５日に発効。サンフ ...

　方言名ジュリグヮーチンナン。ナンバンマイマイ科の巻貝。高い円錐形で殻は薄い。殻表は黄白色の地に濃赤褐色の色帯のあるものや黄白色が多い。樹上性のマイマイで、特に ...

　二才（ニーセー、一人前の男性）踊を、近年男踊とも呼ぶ。女踊に対して、特に使われるようになった。組踊中の舞踊が独立したもので、口説曲であてぶりとめりはりをきかせ ...

　王府評議機関の構成員。摂政・三司官の諮問に対して協議答申し、また重要な事項を評議し三司官の決裁を得て実施。国政の要（かなめ）。物奉行３名、鎖之側、双紙庫理、泊 ...

　１９７４（昭和４９）年３月、那覇市小禄の聖マタイ幼稚園横の下水道工事現場で、打ち込まれたパイルが当たり不発弾が爆発。作業員３人と女児１人が死亡し、３４人が重軽 ...

　夏至南風。沖縄では６月末の梅雨明けのころ、毎秒１０～１５メートルの南～南西の強い風が吹き続ける。夏（夏至）の到来を告げる季節風である。昔はこの風を利用して、帆 ...

　王府で、漆工芸の貝摺師（らでん細工など）、木工職人、絵師などを管理統括した組織。申口双紙庫理の所轄で、いわば王府時代の工芸所といったところ。王府内の調達はもと ...

　ノウゼンカズラ科の高木。熱帯アフリカ原産。葉は大型の羽状複葉で、枝先に橙赤色の大きな花が多数集まって咲き、燃え盛る炎のように見える。成長が早く４、５年で成木と ...

　クワ科の常緑高木。海岸地域に多く自生する。気根がよく発達し、独特の樹形をかたちづくる。防風林、公園樹、庭木、街路樹などに広く利用される。名護のひんぷんがじゅま ...

　方言名カチュー【沖】、カソ【奄】。世界中の温帯域に分布するが、中心は赤道一帯。日本へは黒潮に乗って回遊してくる。黒潮沿岸でカツオ漁が発達したが、近年は衰退。沖 ...

　ラプコン（ＲＡＰＣＯＮ）はRadar Approach Control の略語で〈レーダーによる進入管制〉業務のこと。嘉手納基地を中心に高度６０００メートル、 ...

　石垣島西部に位置する景勝地。湾沿いに川平公園が設けられ多くの観光客が訪れる。湾内では黒真珠の養殖も行われ、島の特産品となっている。湾内と外側のラグーンは有数の ...

　１５５７～１６１２（弘治３～慶長１７．１．２６）　安土桃山時代の武将で、尼子・織田・豊臣に仕えた。秀吉に琉球国を所望して、〈琉球守〉を称し、朝鮮出兵の時に琉球 ...

　米国政府予算計上の占領地域統治救済資金。Government and Relief in Occupied Areas Fund の略称。１９４６年６月、全世 ...

　首里城の正門。歓へ御門（あまへうじょう）ともいう。石造アーチ門になっており、上に木造平屋の櫓（やぐら）を乗せ、門の左右に石獅子が置かれている。尚真王代の建立と ...

　１８９４～１９３９（明治２７．５．２６～昭和１４．７．３１）　教育者。石垣島大浜の生まれ。広島高等師範学校卒。沖縄師範学校教諭、県立第三高等女学校校長などを務 ...

　１８０６～１８５０（尚３．８．２９～尚泰３．７．４）　久米村出身。１８４２年に１２代将軍家の慶賀使として江戸に上り、共著の漢詩集『東遊草』を著す。４４年に進貢 ...