「沖縄用語辞典」の記事一覧
志慶真乙樽 (しけま・おとだる)
2003/03/01
生没年未詳 沖縄本島北部の今帰仁城に関わる伝説上の女性で、琉歌にも絶世の美女と歌われ、〈今帰仁御神〉の由来ともなる。山北王の側室ながら世子にも仕え、世子の王権 ...
地場産業 (じばさんぎょう)
2003/03/01
特定の自然的・歴史的条件をもつ地域で、地域特性を生かし特産品を製造する産業。全国、海外などを市場にすることが多い。県内では久米島紬、琉球絣、紅型、漆器や陶器な ...
島尻層群 (しまじりそうぐん)
2003/03/01
青灰色のシルト質泥岩を主体とし、方言でクチャと呼ばれる南西諸島の代表的な第三紀層である。下位より豊見城・与那原・新里の三累層に区分され、沖縄島南部では地下深部 ...
島袋源七 (しまぶくろ・げんしち)
2003/03/01
1897~1953(明治30.6~昭和28.1.28) 教育者で民俗学者。今帰仁村生まれ。沖縄師範学校卒業後、小学校教員。その傍ら国頭地方の民俗調査を行い、『 ...
下田原貝塚 (しもたばるかいづか)
2003/03/01
波照間島北海岸にある約3600~3700年前の貝塚。八重山先史時代で最古の下田原式土器が設定。この土器文化が無土器の時代より古くなることを石垣市名蔵の神田貝塚 ...
柔遠駅 (じゅうえんえき)
2003/03/01
明朝が、遠人を懐柔する国策に基づいて設置したもので、初め泉州に市舶司が置かれ「来遠駅」と呼ばれたが、1469年、福州に移され名前も「柔遠駅」と改められた。福州 ...
朱漆花鳥螺鈿箔絵密陀絵机 (しゅうるしかちょうらでんはくえみつだえつくえ)
2003/03/01
縦48センチ、横111.6センチ、高25センチの文机。鮮やかな朱塗の面に螺鈿・箔絵・密陀絵の加飾を全体に施し、牡丹、菊、尾長鳥、かわせみを配す。絢爛たる絵巻を ...
首里 (しゅり)
2003/03/01
琉球王国の首都。首里城の城下町として整備、発展した。廃藩置県後、那覇に首都の座を奪われる。1896年首里区、1921年首里市となる。沖縄戦では激戦地となり、多 ...
首里聖廟 (しゅりせいびょう)
2003/03/01
首里城北側、龍潭のほとり、現在の県立芸大敷地内にあった孔子廟。琉球の最高学府である国学(公学校所)に付随して、1837(尚育3)年に建てられた。廃藩置県後、2 ...
尚惟衡 (しょういこう)
2003/03/01
1494~1540(弘治7~嘉靖19) 尚真王の長男で向姓小禄御殿の始祖。尚真の母・世添御殿の策謀で廃嫡になり、さらに尚真の夫人・思戸金按司加那志の策略にあっ ...
向元瑚 (しょうげんこ)
2003/03/01
1784~1841(尚敬36.11.13~尚育7.12.9) 絵師で和名は小橋川朝安。尚穆以後5代の王に仕える。御後絵をはじめ花鳥画に才を発揮した。とりわけ虎 ...
笑築過激団 (しょうちくかげきだん)
2003/03/01
1983年にコザで結成された劇団。ウチナー大和口を駆使したアップテンポな展開の演劇スタイルやコント、漫才などで若者を中心に人気を上げる。代表作に「嘉例なる一族 ...
女流本因坊 (じょりゅうほんいんぼう)
2003/03/01
沖縄は囲碁が盛んな県であり、プロも輩出している。知念かおりは1993年1月、県内初の女流棋士となり、97年10月には、臨月の身ながら女流本因坊を獲得した。県囲 ...
白鳥節 (しるどぅやぶし)
2003/03/01
琉球古典音楽の楽曲の一つ。『屋嘉比工工四』に白鳥節とあり、『琉歌百控』の独節流・覧節流にも白鳥節とある。嘉例吉で幸先きのよい曲といわれ、おなり神信仰と結びつい ...
新おきなわ観光名所100選 (しんおきなわかんこうめいしょひゃくせん)
2003/03/01
1995年、観光振興を目的に県内外からはがきによる募集で決めた県内観光地の新名所。主催は県内各郵便局。応募は19万1738通に上り、第1位・首里城、2位・国営 ...
『新南島風土記』 (しんなんとうふどき)
2003/03/01
新川明著。1978(昭和53)年6月、大和書房刊。八重山の9つの有人島をルポしたもの。歌謡や伝承を足がかりに島々のイメージを詩情豊かに描いている。『沖縄タイム ...
瑞泉門 (ずいせんもん)
2003/03/01
歓会門を入ってすぐの首里城内郭門。門の名は、門脇の崖から湧き水が流れ出しており、これを瑞泉と称したことにちなむ。別名樋川御門(ひーじゃーうじょう)。1995年 ...
スツウプナカ
2003/03/01
多良間村で、旧暦4月・5月の壬・癸の日に行う麦の収穫祭。仲筋のナガシガーとフダヤー、塩川のパイドニとアレーキの4か所が祭場。ツカサ(神女)以外は、15歳以上の ...
斎場御嶽 (せーふぁうたき)
2003/03/01
知念村久手堅にある沖縄最高の聖地で、開闢(かいびゃく)神降臨の地といわれる。御嶽の中は、うっそうとした樹木が茂り、神秘的な雰囲気をかもし出している。御嶽内にそ ...
瀬長亀次郎 (せなが・かめじろう)
2003/03/01
1907~2001(明治40.6.10~平成13.10.5) 政治家。うるま新報社長、沖縄人民党書記長を経て委員長、立法院議員、那覇市長、衆議院議員7期、日本 ...
線刻石板 (せんこくせきばん)
2003/03/01
沖縄本島中部西海岸のグスクや拝所などで発見された、性格や内容ともに不明の石板。13点が発見。ほぼ同質の石材に、それぞれ船・建築物・記号らしきものが刻まれ、沖縄 ...
全琉音楽祭 (ぜんりゅうおんがくさい)
2003/03/01
沖縄タイムス社が1956年から情操教育の振興と学校音楽教育の向上を目的に開設。年内に最も優秀な成績を収めた県内の小、中、高校と大学を招待。優秀な演奏に音楽祭賞 ...
ソデカラッパ
2003/03/01
方言名フノーラカン、フナダーカン【八】。カラッパ科のカニ。甲長約5センチ。甲羅の両側がそで状に張りだしていることからこの名がある。サンゴ礁の砂地にすみ、尻の方 ...
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