「沖縄用語辞典」の記事一覧
島袋憲亮 (しまぶくろ・けんりょう)
2003/03/01
1700~1769(尚貞32~尚穆18) 医師。舌瘡の治療法を薩摩に伝えた。1724年に中国に渡って舌瘡治療法の秘伝を学び、27年帰沖。全島に治療法を広め、3 ...
ジャーガル
2003/03/01
沖縄島中・南部の丘陵地、宮古島北西部などに分布する弱アルカリ性、灰色、粘土質の土の方言名。クチャの風化で生ずる。沖縄で最も肥沃な土で、土壌学の分類ではレゴゾル ...
『週刊レキオ』 (しゅうかんれきお)
2003/03/01
週刊レキオ社刊。タブロイド判、平均28ページの週刊紙。1985年4月、『琉球新報』の副読紙として創刊。全読者に配達されている。生活に密着した話題もの、主婦やヤ ...
朱漆山水楼閣人物箔絵丸型東道盆 (しゅうるしさんすいろうかくじんぶつはくえまるがたとぅんだーぶん)
2003/03/01
円形で蓋甲が高く、肩と尻に丸面を取り、4本の曲足付きの東道盆。蓋表には山水楼閣人物を配し、肩尻に唐草文などすべて箔絵。内部は円形小皿を中心に8枚の扇形小皿を納 ...
首里紬 (しゅりつむぎ)
2003/03/01
蚕の繭から真綿を取り出し、指先で糸にした紬糸を経緯に整経し、地機高機で織った絹織物。平織組織で、先染で藍、シャリンバイ、フクギ、紅花、スオウの樹皮、根などを煮 ...
尚寅 (しょういん)
2003/03/01
1866~1905(尚泰19.10.16~明治38.2.17) 公同会運動の指導者。最後の琉球王・尚泰の二男として首里に生まれる。1875年宜野湾間切を賜り宜 ...
尚宏 (しょうこう)
2003/03/01
1578~1610(万暦6.5.20~万暦38.8.21) 尚寧王の弟。国相、大具志頭王子朝盛。島津侵略後、捕虜として尚寧の上国に随行し、駿府において病死。清 ...
松竹梅 (しょうちくばい)
2003/03/01
玉城盛重が沖縄芝居時代に振りつけた、古典風な総舞踊。最初は松・竹・梅のみであったが、後によりめでたい鶴・亀を加えて、はなやかな祝儀舞踊に仕上げた。各役はかたど ...
しょんがねー
2003/03/01
琉球民謡の一つ。奄美の「しよんかね節」、沖縄の「遊びしよんがね」、多良間の「多良間シュンカニ」、与那国の「与那国ションカネー」等がある。哀調をおびたメロディー ...
シルバー人材センター (しるばーじんざいせんたー)
2003/03/01
高齢者の豊富な就業経験、技能を生かすことにより、社会参加の道を広げようと設立された就業斡旋(あっせん)施設。県内では1982年に初めて那覇市に開設された。20 ...
新沖縄県史 (しんおきなわけんし)
2003/03/01
基本計画では、1994年度から2010年度までの間に通史編(全9巻)、各論編(全73巻)を刊行する。既に刊行されている『沖縄県史』を補うべく、考古(先史)まで ...
新報音楽コンクール (しんぽうおんがくこんくーる)
2003/03/01
琉球新報社が1968年10月に県内洋楽の人材を発掘、洋楽のすそ野を広げるために開設。2002年で35回を数える。この間、同コンクールの入賞者が指導者に成長、ま ...
「水滴」 (すいてき)
2003/03/01
沖縄戦体験者のトラウマ(心的外傷)を描いた目取真俊の小説。主人公の足が突然、冬瓜(すぶい)のように膨れて水があふれだす。奇想天外な物語で戦争をあぶりだす。第2 ...
直川智 (すなお・かわち)
2003/03/01
生没年未詳 奄美大島に製糖を導入した人物。『川智翁事蹟調』(1880年)によると、慶長年間渡琉中に中国に漂流し、内密に製糖方を持ち帰り、広めたとされる。が、儀 ...
セーファン
2003/03/01
菜飯。献立料理の最後に出される汁かけご飯。椀に盛ったご飯の上に色どりのよい材料(しいたけ・筍・島菜・にんじん・薄焼き卵)を並べ、豚だしとかつおだしを合わせた汁 ...
瀬長島 (せながじま)
2003/03/01
豊見城村にある無人島。標高33メートル、周囲約1.5キロ。戦前は信仰の島として参拝者が多かった。戦後は米軍に接収され、子宝岩や瀬長グスクの遺跡が破壊され昔の面 ...
『戦後資料沖縄』 (せんごしりょうおきなわ)
2003/03/01
沖縄問題に関する初めての系統的な資料集。中野好夫(1903~1985、沖縄資料センター所長)編、1969年日本評論社刊。公文書や新聞記事など豊富な資料を収録、 ...
雑踊 (ぞうおどり)
2003/03/01
琉球王国時代に創作され、御冠船踊に演じられた女踊〈真踊(まうどぅい)〉に対して、明治以降の芝居の世界で創作されたアングヮーモーイ(娘舞)をさす。「花風」「むん ...
泰期 (たいき)
2003/03/01
生没年未詳 1372年招諭使、楊載が来琉した際、中山王察度は弟泰期を初めて遣使した。『おもろさうし』によると、読谷山宇座に勢力をはる豪族であったらしいとわかる ...
大東島土地所有権問題 (だいとうじまとちしょゆうけんもんだい)
2003/03/01
戦前まで南北両大東島は日糖興業株式会社の所有であった。戦後は米国民政府財産管理部の管轄下に置かれた。地元の要求に応え、キャラウェイ高等弁務官時代の1964年7 ...
平良新助 (たいら・しんすけ)
2003/03/01
1876~1970(明治9.9.4~昭和45.11.8) 初期移民の実践者。今帰仁村生まれ。一時、当山久三らと自由民権運動に参画するが挫折。1901年ハワイへ ...
高橋琢也 (たかはし・たくや)
2003/03/01
1847~1935(弘化4.12.17~昭和10.1.20) 第10代沖縄県知事。広島県生まれ。農商務省役人。1913(大正2)年に沖縄県知事就任。耕地整理、 ...
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