「沖縄用語辞典」の記事一覧
馬艦船 (まーらんせん)
2003/03/01
近世中期以後に、沖縄本島内および先島を往来した中国式ジャンク船。(マーラン)は中国語。先島への御用船は12反帆の大型であったが、普通は5~8反帆。足が早く、海 ...
真境名安興 (まじきな・あんこう)
2003/03/01
1875~1933(明治8.5.20~昭和8.12.28) 沖縄研究者。雅号笑古。首里生まれ。新聞記者、官吏を経て25年県立沖縄図書館長。傍ら沖縄の文学、芸能 ...
港川人 (みなとがわじん)
2003/03/01
具志頭村港川の港川遺跡より出土した、約1万8000年前の人骨。1968年大山盛保によって発見された。採石場の割れ目にあった堆積層から多数の動物化石とともに出土 ...
宮城島 (みやぎじま)
2003/03/01
大宜味村の風光明媚な塩屋湾入り口に浮かぶ島。面積5.02平方キロ。宮城橋、塩屋大橋で本島と結ばれ、一見して陸続きのようで島のイメージはない。塩屋湾は波静かな湾 ...
宮古島民台湾遭害事件 (みやことうみんたいわんそうがいじけん)
2003/03/01
1871年、宮古島の年貢搬送船が台湾に漂着し、原住民に殺害された事件。乗組員のうち54人は殺害され、3人は溺死、12人が無事帰還した。日本政府は74年、報復措 ...
宮良殿内 (みやらどぅんち)
2003/03/01
八重山石垣市にある八重山頭職の邸宅。1819年建造。首里の上級士族屋敷を真似ていたため、規格に反するとして王府から取り壊しを命じられたが従わなかった。庭園も巨 ...
無医地区 (むいちく)
2003/03/01
おおむね半径4キロの区域内に50人以上が居住し、かつ容易に医療機関を利用することが出来ない地域。沖縄では年々減少しており、1999年の医師不在地区は9(区域内 ...
明治橋 (めいじばし)
2003/03/01
国場川河口に架かり、橋長128メートル、幅員31.5メートル。国道58号の那覇市通堂町―奥武山町を結ぶ。1883年、渡地―奥武山―垣花間に架けられた木橋にはじ ...
モーアシビ
2003/03/01
農村で、夜、若い男女が集落はずれのモー(野原)に出て遊ぶこと。モーアシビという言葉は、主に沖縄本島中部および南部で用いられたようである。三線弾きが必ずおり、男 ...
ももちゃら墓 (ももちゃらばか)
2003/03/01
今帰仁村運天にあり、今帰仁へ逃れた第1尚氏最後の王、尚徳王の遺臣の墓と伝えられる。墓内に数個の木棺があって巴の金紋があると『球陽』に記され、明治時代に「弘治1 ...
八重干瀬 (やえびせ)
2003/03/01
池間島の北約16キロにあるサンゴ礁原。ふだんは海中に没しているが、春秋の大潮に水面上に出現する。周囲約25キロに達し、幻の大陸とも呼ばれる。方言でヤビジ、ヤビ ...
ヤエヤマフトヤスデ
2003/03/01
フトヤスデ科の日本最大のヤスデ。体長6~7センチに達する。歩肢110脚。体色は光沢をおびた黒。山林の樹上に生息し、樹皮やコケ類を食す。異臭を放つ毒液を分泌する ...
「薬師堂」 (やくしどう)
2003/03/01
伊良波尹吉作の歌劇。1912(明治45)年ごろに現在の形に定着する。『恋路之文』中の物語をもとに多くの歌曲を取り入れ、明るい恋愛歌劇に再創造した。内容は旧暦3 ...
山内盛熹 (やまうち・せいき)
2003/03/01
1842~1916(尚育8.7.2~大正5.4.27) 文人・音楽家。1866年王命を受けて、松村真信らとともに名護良保から湛水流を習い、今日の湛水流へと継承 ...
山田真山 (やまだ・しんざん)
2003/03/01
1885~1977(明治18.10.27~昭和52.1.29) 画家・彫刻家。那覇泉崎生まれ。東京美術学校彫刻科卒。卒業後日本画を学ぶ。帝展、文展などに出品。 ...
屋良朝苗 (やら・ちょうびょう)
2003/03/01
1902~1997(明治35.12.13~平成9.2.14) 琉球政府初の公選主席、復帰後初の沖縄県知事。読谷村瀬名波生まれ。広島高等師範学校卒業後、県立一高 ...
ゆかり号 (ゆかりごう)
2003/03/01
沖縄の闘牛史上一番強かった名牛。連勝記録41、通算43勝1敗。黒星ひとつは駆け出しのころ東恩納トガイーに敗れる。あまりにも強く、ついに勇退を宣言、その記念試合 ...
『世替わり裏面史』 (よがわりりめんし)
2003/03/01
1983(昭和58)年、琉球新報社刊。72年の沖縄返還交渉の舞台裏や米軍統治下の大衆運動など激動の時代を、当時の関係者の証言をもとにまとめたもの。82年から翌 ...
与那覇岳天然保護区域 (よなはだけてんねんほごくいき)
2003/03/01
国頭村にある国指定天然保護区域。与那覇岳は海抜503メートル、沖縄本島では最も高い山。沖縄の山地の生物が多く分布する代表的な森林でヤンバルクイナやヤンバルテナ ...
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