「沖縄用語辞典」の記事一覧

　小満芒種。立夏と夏至の間にある二節気が小満、芒種。沖縄ではこのころがほぼ梅雨の期間であり、最も雨が多い。小満芒種はこの雨期の代名詞。沖縄では、４月下旬から５月 ...

→キビナゴ 『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込) ...

　１９７３（昭和４８）年１０月の第４次中東戦争で、アラブ産油国が原油価格を４倍に引き上げ、供給削減などを実施し、世界的に起こった石油危機。燃料費高騰で、各製品が ...

　県内では１７世紀末から粘土の赤瓦が主流だった。第２次世界大戦後、住宅の屋根瓦として、赤瓦のほかセメント製の瓦が流行した。近年は赤瓦が見直され、逆にセメント瓦は ...

　名護市のキャンプ・シュワブと宜野座村のキャンプ・ハンセンを結ぶ戦車道。１９９２年５月、改修工事が実施されていることが明るみに。両自治体の議会は赤土汚染の不安が ...

　生没年未詳　明清交替期の中国からの亡命者。久米村で儒教の講義をした四先生の一人である。また、亀甲墓の始まりといわれる伊江御殿家の墓を造営するときに風水を見た人 ...

　熊本県宇土市の曽畑貝塚出土の土器を標式。縄文前期（沖縄前II期相当）。丸底の深鉢形、浅鉢形があり、深鉢形は口縁部がやや外反。口縁部内面から外面へ連続的に幾何学 ...

　サギ科の冬鳥。全長８９センチ。全体が白い大形のサギ。くちばし、首、脚が長い。冬羽はくちばしが黄色い。沖縄では夏場にも一部見られるなどほぼ周年みられるが、繁殖は ...

　米軍太平洋艦隊に所属する世界最大の連合艦隊。第２次世界大戦中に創設され米前方展開戦略の骨幹。インド洋と、太平洋の３分の２を含み、地球上の約５分の１をカバーする ...

　米軍用地特措法の手続きで、大田昌秀知事が代理署名を拒否したため１９９５年１２月、首相が知事を被告に起こした職務執行命令訴訟。９６年８月の最高裁判決で知事敗訴が ...

　方言名スビ。タカラガイ科の貝類の総称。別名コヤスガイ。紋様は多彩、古代中国で通貨に利用された。宮古島で豊富にとれ、柳田国男は晩年、タカラガイと稲作をからめて大 ...

　１６５１～１６９７（順治８．２．８～康煕３６．９．１３）　三司官。新城親方安充の三子、毛氏の六世、美里家の祖。１６９０年久米島検者を命ぜられたとき、「久米島規 ...

　１７９８～１８６５（尚温４．５．１～尚泰１８．４．５）　彫刻家。那覇若狭町生まれ。尚育王の冊封のため来琉した高人鑑の「中山梅帯華伝」で、その彫刻の才が高く評価 ...

　沖縄本島南部の南東海岸、太平洋に面して位置し、大里村、佐敷町、知念村、具志頭村に接する。面積１６．８７平方キロ。人口１万３４６人。具志頭村との境に雄樋川が流れ ...

　タカラガイ科の巻貝。殻長６～７センチ程度。殻の背面は濃黄褐色で、黄白色の帯を巻く。腹面は黒褐色でツヤがある。四国以南に分布。干潮線付近のサンゴ礁にすむ。観賞用 ...

　地下水を堤体でせき止め、貯留して利用する施設。宮古島が世界初。総事業費６４０億円をかけて砂川、福里両地下ダムが整備され、２００１年３月完成した。沖縄本島南部で ...

　１８９８～１９９０（明治３１．９．１８～平成２．５．２５）　沖縄の女医第１号。那覇若狭出身。県立高等女学校、東京女子医学専門学校を経て、１９２８年那覇市で小児 ...

　１６５０年の成立。全５巻からなる琉球最初の正史で羽地朝秀の編述。巻１は舜天王統、巻２は英祖王統と察度王統、巻３は尚巴志王統、巻４は尚円王統巻５は尚円王統の尚清 ...

　冠船芸能や村踊りで演じられてきた祝儀舞踊。また、芝居の世界で古い様式を入れて、再創造した総舞踊形式の祝儀舞踊。翁・媼を中心に子や孫等が登場、各役が感謝と喜びを ...

　沖縄の原風景をうたったわらべ歌詞の新民謡。作詞朝比呂志、作曲三田信一、フォーシスターズがうたってヒットした。１９６８（昭和４３）年ごろの作品。〈ちんぬく〉とは ...

　１９４４年８月２２日、米潜水艦に撃沈された対馬丸の遭難者１４８４人のうち、７６７人が学童だった。歴史を正しく伝え、未来の子供へ平和と命の重要性を発信する場とし ...

　沖縄陶業の中心地として栄えた那覇市壺屋に建つ地上３階、地下２階の博物館。１、２階は常設展示室、３階は企画展示室と図書資料室。地下は収蔵庫。壺屋焼のみでなくアジ ...

　生没年未詳　久米村人、大嶺親方基橋。中国への使者を数度務め、久米村総役にも就任した。１６９８年、農業・漁業・商業などの神として崇拝された土帝君像を中国から持ち ...