【写真特集と動画】沖縄2021新春の風景 虹の祝福、コロナの影


この記事を書いた人 Avatar photo 嶋野 雅明
伊江島のシンボル・タッチューを包み込むような虹のアーチ =1日、伊江村

 1日の沖縄県内は、前日に引き続き冷たい北風が吹いたが、日中はまぶしい日差しが差し込み、おおむね晴れやかな年明けとなった。伊江島のシンボル「城山(ぐすくやま=タッチュー)」には日の出直後に虹がかかるめでたい風景も見られた。新型コロナウイルスの感染者は1日にも40人を超えるなど感染拡大の勢いが収まらない中、首里城公園「新春の宴」神社への初詣の人出は減った。参拝客はマスク姿で間隔を空けるなど、例年にはない緊張感が影を落とした。

 本島最北部の国頭村奥では、最低気温8.9度を記録。最高気温も渡嘉敷村で最高気温14.8度、奥で15.4度、那覇市で18.2度など20度には届かなかった。

国王・王妃が登場する「国王・王妃出御」の様子=1日午前、首里城公園
晴天に恵まれ、多くの人が足を運んだ首里城公園の新春の宴。琉球古典音楽の著名な曲が披露された=1日午後1 時すぎ、首里城公園の系図座・用物座前
国王・王妃が登場する「国王・王妃出御」の様子=1日午前、首里城公園
心地よい陽気の下、ひなたぼっこするねこ=1日午後、那覇市若狭の波の上ビーチ
「新春イルカショー」でジャンプを披露するイルカたち=1日午前11時半ごろ、本部町の海洋博公園
波上宮に初詣に訪れ、マスク姿で手を合わせる参拝客ら=1日午前、那覇市若狭