1日の沖縄県内は、前日に引き続き冷たい北風が吹いたが、日中はまぶしい日差しが差し込み、おおむね晴れやかな年明けとなった。伊江島のシンボル「城山(ぐすくやま=タッチュー)」には日の出直後に虹がかかるめでたい風景も見られた。新型コロナウイルスの感染者は1日にも40人を超えるなど感染拡大の勢いが収まらない中、首里城公園「新春の宴」や神社への初詣の人出は減った。参拝客はマスク姿で間隔を空けるなど、例年にはない緊張感が影を落とした。
本島最北部の国頭村奥では、最低気温8.9度を記録。最高気温も渡嘉敷村で最高気温14.8度、奥で15.4度、那覇市で18.2度など20度には届かなかった。