4月～11月の期間楽しめる、大きな果肉がゴロっと入ったマンゴーかき氷
琉球新報朝刊 世界遺産今帰仁城跡のある今帰仁村今泊区。風情あるフクギ並木の集落内に、マンゴー農家が営む小さな古民家カフェ「3時のおやつ」がある。地元食材を生かしたフローズンやかき氷や軽食などを提供する。2022年9月にオープンした。
店主の玉城美幸さん（39）は有名カフェに勤めた経験がある。自身の店を持つ思いは当初なかったが、自宅近くに築50年余の貸家があると話があった。古民家カフェになるのではないかと思い、夢を描いた。
マンゴー農家の夫卓さんや身内の助けを借りて、思い描く店へと1年間かけてリノベーションをした。店名は、近所の子どもたちが気軽に食べに来てくれたらと思い名付けた。
卓さんの農園で採れたマンゴーをメインに、今帰仁産グァバや本部町のアセロラを使ったフローズンが味わえる（各500円）。自家製ジンジャーエール（450円）、パッションアイス（350円）も人気だ。
4月～11月は沖縄ぜんざいも提供。白玉餅は豆腐入りふわふわモチモチ食感で今帰仁産黒蜜もたっぷり。ゴロっと大きくカットした甘いマンゴーの果肉が入りかき氷は人気でリピーターも多い。ホットサンドのタコスミートやスパイスキーマなども全て手作りだ（各350円）。古民家は懐かしく癒される雰囲気で、ゆったりと時間が流れる。のんびり散策のお供にもぴったりのおやつだ。
営業時間は正午～午後4時。日・月、火曜定休日。今帰仁村今泊3101番地。問い合わせは、電話090（3797）9251。※インスタあり。
（新城孝博通信員）
連載：うちなー味まーい
