手打ちが自慢。十割・田舎そば　「日本蕎麦工房 せい家」　嘉手納町嘉手納

　嘉手納町の新町通り近くにある日本そばのお店「せい家」。今年でオープン17年目です。そばを打つのは福島県会津若松市出身の店主・星智子さん。原料となるそば粉は、日本各地の産地から、季節ごとにおいしいものを選んで取り寄せています。

　今回紹介するのはシンプルな「十割もりそば」。つるっとすすれば、口の中にそばの香りが広がります。じっくりかむと、甘みがあることにも気付きますよ。「8月からは熊本産の新そばで提供しています」と星さんが教えてくれました。11月ごろからは、そば粉の産地がまた変わる予定。そちらも食べ比べてみてくださいね。

　黒っぽい麺が特徴の「田舎そば」もおすすめの一品。こちらは、そば殻も混ぜたそば粉で作ります。打つのは十割そば以上に難しいのだとか。丁寧に作られる、ヘルシーな味わいをお試しください。デザートには、会津名物の「天ぷらまんじゅう」をどうぞ。その名の通り、おまんじゅうに衣をつけて揚げた一品。会津では、スーパーのお惣菜コーナーに並ぶほど親しまれている食べ物なんですって。