「金口木舌」の記事一覧
<金口木舌>衣笠は何番?
2017/02/08
身内の80代夫婦の会話に大笑いした。「衣笠は今、何番だ」と問う夫に、妻はあきれて「永久欠番だよ」と答えたそうだ。広島東洋カープの名選手、衣笠祥雄さんが引退して ...
<金口木舌>図書館の思い出
2017/02/07
沖縄一周市郡対抗駅伝は中高生の力走が印象に残った。将来、箱根駅伝などで活躍することを思わず期待した ▼「箱根八里」を作曲した滝廉太郎のほかの代表作に「荒城の月 ...
<金口木舌>一番悪いのは誰か
2017/02/06
「(スマホを)使ってうそをついたり、人をばかにしたりしないこと」「他の人にあなたの大事なところの写真を送ったり、もらったりしてはいけません」。一時期、話題にな ...
<金口木舌>残業時間の上限規制
2017/02/05
チャプリンの映画「モダン・タイムス」の主人公は、ベルトコンベヤーの流れ作業で働く労働者。しかし工場の歯車として働くうちに、精神的にまいってしまう ▼1936年 ...
<金口木舌>生き物たちの代弁
2017/02/04
「私は航空機マニアではありません」。チョウ類研究者の宮城秋乃さんは最初にそう話すと、頭上を低く飛び交う米軍機の映像を次から次に見せた。「私が調査をしていると米 ...
<金口木舌>壁と「世界の終り」
2017/02/03
村上春樹さんは壁にこだわる作家だ。小説「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」は高い壁に囲まれた街を描き、「ねじまき鳥クロニクル」では主人公が厚い石の壁 ...
<金口木舌>沈黙が訴える力
2017/02/02
米軍北部訓練場のヘリパッド建設に抗議する女子学生と若い機動隊員が、じっと見詰め合う。歌手・七尾旅人さんの「兵士Aくんの歌」が流れる。「1人目の彼はどんな人だろ ...
<金口木舌>ゆがんだ愛国心
2017/02/01
「スーキカンナ」は沖縄各地の地名をたどりつつ、土地の特産品を売り買いする楽しい会話を織り込んだ民謡だ。知名定男さんの名を広めたデビュー曲であり、師匠の登川誠仁 ...
<金口木舌>甲子園に吹く風
2017/01/31
選抜高校野球大会の出場校が決まった。2年連続優勝、夏春連覇などそれぞれの夢への挑戦が始まる ▼甲子園で試合後のチームが退場する通路は若干の上り坂になっている。 ...
<金口木舌>フーカキサバニ
2017/01/30
20年前、帆船で中国に渡るイベントの同行取材で忘れられない光景がある。イルカの群れが帆船と並んで泳いでいた。アーチを描いてジャンプする姿は、操船に疲れた乗組員 ...
<金口木舌>共謀罪の本質
2017/01/29
記者になって間もないころ、自治体に情報公開請求をすることになった。先輩記者から「〇〇等の案件について、と『等』を入れるのがポイントだ」と助言を受けた ▼「等」 ...
<金口木舌>知って行動するための映画
2017/01/28
2016年度の防衛省の在日米軍関係予算は5566億円。これに他省庁予算、国有地の借地料、「アメとムチ」のアメ分などを合わせると約9千億円に達する。ドキュメンタ ...
<金口木舌>トゥシヌユールに
2017/01/27
名護市宇茂佐の山本川恒(せんこう)さんは味のある民話の語り手だった。2008年に99歳で他界するまで地元の民話を語り継ぎ、沖縄随一の話者といわれた ▼市の文化 ...
<金口木舌>分断を強いているのは誰か
2017/01/25
差別を身近に感じ、闘ってきた人は社会の空気に敏感である。「沖縄の人々への人種的差別を復活させてはいけない」。長年、沖縄の問題に取り組んできた東京沖縄県人会前会 ...
<金口木舌>まだ「投了」ではない
2017/01/24
「居飛車」「振り飛車」と言えば将棋の二大戦法である。将棋に詳しくなくとも、字面を読めば駒の動きが何となく想像できそうだ ▼棋士にちなんだ戦法もある。「ゴキゲン ...
<金口木舌>楕円球の春
2017/01/23
地力が表れるので逆転は少ない。そう書いて「分かっていない」と諭されたことがある。運動記者として初取材した高校ラグビーの記事だった。逆転勝ちをたたえる意図で書い ...
<金口木舌>解釈は自由
2017/01/23
カンダタは、どうなったのか。カンダタとは芥川龍之介作「蜘蛛(くも)の糸」の主人公。物語のその後を創作する名護市立緑風学園の取り組みが15日、「教育の日」式典会 ...
<金口木舌>ラジオドキュメンタリー
2017/01/22
朝はラジオをつける習慣が10年以上前から続いている。家事の手を止めることなく、ニュースや天気予報など生活情報が自然に耳に入ってくるのがいい ▼ラジオは通常リス ...
<金口木舌>台湾2・28事件
2017/01/21
1947年に台湾で起きた2・28事件から70年を迎える。蔡英文・民進党政権は来月28日の追悼式典を数千人規模にすべく準備を進めているという ▼犠牲者は2万人以 ...
<金口木舌>アジアに示す態度
2017/01/20
誰もが歌える「幸せなら手をたたこう」は大学院生が作詞した曲だ。木村利人(りひと)さん。25歳だった1959年、フィリピンでYMCAのボランティア活動をした。現 ...
<金口木舌>分断を超える誓い
2017/01/19
新春の集いが各地で開かれるこの時期、新たな門出に人々は何を願うだろうか。家族の健康、商売繁盛など身近な事柄から、平和など世界への思いもあるだろう。御願に、はや ...
<金口木舌>金網の中の恐怖
2017/01/18
方向音痴に付ける薬はないものかと常々思う。地図を手にしながら街中で道に迷う。先日、イオンモール沖縄ライカムで迷った。案内板の丁寧な説明すら頭に入らないのだから ...
<金口木舌>分かろうとすること
2017/01/17
列島を寒波が覆い、北日本で零度以下の冷え込みが続く。沖縄はようやく20度を下回りだした。氷点下の厳しさが想像できないでいる ▼那覇で昨年1月、史上最低気温の6 ...
<金口木舌>東京で報じられた「沖縄」
2017/01/16
大多数の県民は新基地建設に反対していない。座り込みの参加者は、仕事としてやっているだけ。県外在住者がほとんど。話もできず攻撃してくる暴力集団だ。番組が言いたい ...
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