沖縄本島北部で整備が進む新たなテーマパーク「ジャングリア」の開業に向け、運営するジャパンエンターテイメント(JE、名護市)による住民説明会が20日、テーマパークに隣接する名護市中山区(川野圭輔区長)で開かれた。区民ら約80人が参加した。
同社の佐藤大介取締役は2025年夏としている開業時期については「(準備は)順調にきているが、開業日の発表はもう少し時間がかかる」とした。
また、雇用者数については「正社員やパート、アルバイトを合わせて1000~1500人を予定している」と説明した。
住民説明会は中山区が主催で開かれた。昨年11月の事業計画発表後、広く参加を呼びかけた住民説明会の開催は初めて。説明会では、佐藤氏が事業内容を説明した後、住民からの質問を取りまとめ、区長が代表して質問した。
説明会では交通渋滞への懸念や、事業計画の詳細が明かされていないことに説明を求める声も上がった。
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