イタリア料理? モズク多彩にアレンジ 和田明日香さん、レシピ紹介 東京


イタリア料理? モズク多彩にアレンジ 和田明日香さん、レシピ紹介 東京 料理3品を紹介しモズクの消費拡大をアピールする和田明日香さん(右)と県漁連の亀谷幸夫代表理事専務=29日、渋谷区の外苑前アイランドスタジオ
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 【東京】料理家、食育インストラクターの和田明日香さんが腕をふるってモズクの新たなおいしさを紹介する試食会が2月29日、渋谷区の外苑前アイランドスタジオであった。春巻きや新たまねぎとモズクを合わせたレモンマリネ、無塩のトマトジュースを使った冷製もずトマスープの3品を仕上げ「手軽でおいしいモズクレシピ」を提案した。

 県漁業協同組合連合会の主催。千葉県でのモズクイベントの開催に続き首都圏での消費拡大を図るのを目的に開催した。

和田さんが提案した料理3品

 和田さんは20分ほどで3品のオリジナル料理を手際よく調理。「モズクはくせがなく、いろんな料理に使えるのが長所。春雨のように使ってもいい」と用途が広いモズクの特長を挙げた。

 試食した参加者からはモズクが「イタリア料理のようになるのをみて、きゅーんとなる食材であることを知った」との感想も出た。

 試食会の冒頭、県漁連の亀谷幸夫代表理事専務は、コロナ禍で外食産業の需要が落ち込み、全国的に消費が低迷する中、健康食材として優れもののモズクをアピールし「もっと知ってもらい、日々の料理の一品に加えてほしい」と呼びかけた。

 (斎藤学)