【宮古島】「雪塩」の製造・販売などを手掛けるパラダイスプラン(宮古島市、西里長治代表)は8日、寿製菓(鳥取県、城内正行社長)と菓子製造の合弁会社「ケーエムエフ」(同市)を設立し、土産菓子製造販売事業に本格参入する。市内に県内最大級となる約3300平方メートルの工場を建設し、2026年7月の操業開始を目指す。
自社製品の製造のほか、県内他社の受託生産を計画。28年度までの売上高30億円を目標に事業を展開する。
新工場には県内最長となる80メートルの菓子製造ラインを整備し、さまざまなロボットを多用するなど最先端の菓子製造技術を導入する。
商業施設も併設する。来年6月に着工し26年5月の完成を予定。総工費は概算で35億円となる。西里代表と城内社長、嘉数登副市長が4日、市内で会見し発表した。西里代表は「県内で製造工場を持ち飛躍展開を図りたい」と話した。
(友寄開)