産官民でつくる沖縄MICEネットワーク(OMN)は29日、那覇市のダブルツリーbyヒルトン那覇首里城で2024年度総会を開いた。24年度は全県的なMICE振興を目指す観点から、県内各エリアでの受け入れに関する課題や体制構築・強化に関する検討会を新設する。
本年度は県民向けのMICEの啓発パンフレットの配布、企業・団体への説明訪問を行う。検討会は那覇市をモデルに、抱えている課題と解決方法などを探る。
共同代表を務める県経営者協会の宮城茂会長は「会員相互の連携を深めながらMICEに関わる多様な産業や人材育成などに取り組み、沖縄の経済発展に貢献したい」とあいさつした。
総会後、「沖縄におけるサステナブルな取り組みとMICEの関係性」というテーマで、勉強会が開かれた。沖縄環境科学センターの岩村俊平氏をファシリテーターに、マナティ代表の金城由希乃代表、ラグーンの池野正一代表が登壇した。
(與那覇智早)