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大同火災、バタフライピー研究所と資本業務提携 脱炭素などの社会課題解決に注力 沖縄 


大同火災、バタフライピー研究所と資本業務提携 脱炭素などの社会課題解決に注力 沖縄  資本業務提携を締結した大同火災海上保険の島田専務(左)とバタフライピー研究所の王社長=6日、那覇市久茂地の大同火災海上保険本社
この記事を書いた人 Avatar photo 当間 詩朗

 大同火災海上保険(那覇市、松川貢大社長)は6日、マメ科の植物「バタフライピー(和名・チョウ豆)」の活用を目指すバイオベンチャーのバタフライピー研究所(同市、王鵬龍社長)と資本業務提携を締結した。同研究所が取り組む脱炭素化などの社会課題解決に注力していく考え。

 将来的には同研究所が収集する県内農家の経営リスクなどのデータを、大同火災が新しい保険商品開発に活用することも検討していく。締結式に参加した大同火災海上保険の島田勉専務は「社会課題解決と当社の経営方針を照らし合わせながら、連携を進めていきたい」と述べた。

 同研究所の王社長は「持続可能な農業を農家と一緒に研究しつつ、リスクの部分は大同火災からのアドバイスをいただきながら進めていきたい」と話した。

 資本業務提携はバタフライピー研究所が発行する新規株式540万円分を大同火災海上保険が取得する第三者割当増資の形式を取った。

 (当間詩朗)