県衣類縫製品工業組合は6日、設立25周年を記念した祝賀会を那覇市のパシフィックホテル沖縄で開いた。参加した関係者ら90人がかりゆしウエアのこれまでの歩みを振り返り、今後のさらなる発展を期待した。
同組合は県内の縫製業に関わる各社が経営の安定化や販路の拡大、人材の育成などを目的に1999年8月12日に設立した。2000年の九州・沖縄サミットやクールビズ運動などにより、かりゆしウエアは全国でも知られるようになった。
大城直也代表理事は「縫製業とかりゆしウエアが成長できたのは皆さまのおかげだ。人手不足や認知度の問題もあるが、50周年を目指して組合員で精進する」とあいさつした。
会では合わせて組合功労者表彰も開かれ、組合功労者の伊良波勲氏、パイプニットの大坪慎治会長、県ホテル旅館生活衛生同業組合の宮里一郎理事長、沖縄観光コンベンションビューローの下地芳郎会長が表彰された。
(與那覇智早)