スポーツ部は25日、8月の入域観光客数が前年同月比37・2%(27万1400人)増の100万人だったと発表した。8月は夏休みの需要を見込んだ増便や臨時便などがあったことなどから、国内客総数では単月として過去最多を記録した。
国内客は同21・6%(13万6300人)増の76万8500人で、うち空路76万6100人、海路2400人だった。8月は台風による航空便の欠航があったものの、前年同月に襲来した台風6号のような大きな影響はなかった。
外国客は同約2・4倍(13万5100人増)の23万1500人。空路13万800人、海路10万700人(乗務員など2万7500人を含む)だった。
過去最高の1千万人を記録した2018年度と比較すると、同月比で4%(4万1500人)減だった。
9月は2度の3連休を中心にした航空会社のタイムセールや県内各地でイベントがあることなどから、堅調に推移する見込みだとした。 (與那覇智早)