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愛情込めて育てたブランド豚「チャーグー」ふるさと納税返礼品に 北部農林高が開発 沖縄


愛情込めて育てたブランド豚「チャーグー」ふるさと納税返礼品に 北部農林高が開発 沖縄 名護市の渡具知武豊市長(左から2人目)に、ふるさと納税返礼品として「チャーグー」の提供が始まったことを報告する北部農林高校生や関係者ら=9日、名護市役所
この記事を書いた人 アバター画像 玉寄 光太

 名護市の北部農林高校で飼育されるアグーブランド豚「チャーグー」が1日から、市のふるさと納税の返礼品として提供が始まった。農林高校が開発した商品を返礼品として提供するのは県内初。同校関係者や食肉卸業者らが9日、渡具知武豊市長に報告した。

 ふるさと納税2万5千円以上の寄付で、チャーグーのバラ・モモ・ロース・ウデが各200グラム入った食べ比べセットがもらえる。1万6千円でバラ・モモの2種類食べ比べセット。2万円で4部位が混ざった豚こま肉800グラムを選ぶことができる。

 同校熱帯農業科畜産コース3年生の伊藤虎太郎さん(17)は「愛情込めて育てたチャーグーが名護市に貢献できてうれしい」と述べた。仲宗根らんさん(19)は「全国にチャーグーが広まってほしい」と笑った。加工や発送などは食肉卸業者の山吉フード(同市)が担う。

 チャーグーの肉はアグー豚のうま味があり、脂身もあっさりとした味わい。北部農林高校だけで飼育されており、年間100頭ほどしか出荷していないという。

 (玉寄光太)