宮古島市、世界最悪級の感染拡大 人口比444人で東京の2倍


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 新型コロナウイルスの新規感染者数が連日過去最多を更新し続ける沖縄県内では18日、直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数が310・32人に達し、初めて300人を超えた。特に感染者が急増する宮古島市は444・85人となっている。指標は悪化し続けており、感染対策失敗で内閣が総辞職した国にも匹敵する。直近1週間の新規感染者数の実数は県内全体で、17日までに4527人、宮古島市は18日までに243人だった。

 厚生労働省検疫所がウェブサイトで公表する世界各地域で感染者数が多い国と比較すると、県内の感染状況の厳しさが分かる。新規感染者数上位3カ国の直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数をみると、県内全体の数値を上回ったのはボツワナの675・4人、新型コロナ対策が失敗したとして内閣が総辞職したマレーシアの403・4人の2カ国だけだった。宮古島市は人口比ではマレーシアも超えた。

 人口規模や検査体制などが異なるため単純比較はできないが、県内の新規感染者の多さが際立っている。

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