【渡嘉敷】沖縄県渡嘉敷村では8月に入り、コロナ禍にも関わらず島外から多くの観光客が訪れ、村内のビーチなどでは海水浴などを楽しむ光景が見られる。
台風の影響で渡嘉敷と那覇を結ぶ船の欠航や島発の繰り上げ出港などが相次いでいたが9日からは連日、定員450人のフェリー、同200人の高速船の定員の半数以上の観光客の来島が続いている。
村では県の緊急事態宣言の発出を受け、村民や観光客らへ村ホームページ、村内防災無線放送などで不要不急の外出および渡航自粛の要請、同村への移動、往来の自粛、感染防止対策の徹底をお願いしている。
家族で海水浴を楽しんだ東京から訪れた男性(40)は「子どもたちにせがまれて訪れた。コロナ禍でオリンピックも見学できず気がめいっていたのでストレス解消させたかった」と話した。
(米田英明通信員)
【関連ニュース】
▼若者はワクチンに後ろ向き?実際に聞いてみた
▼沖縄の接種なぜ最下位? 供給不足だけなのか
▼マスクなしで会話、違法駐車…沖縄・人気ダイビングスポットの今
▼沖縄のロックダウン「検討必要」と厚労省有識者座長
▼宮古島コロナ世界最悪級「来ないで」 市長が強い要請
▼ランチでドライブで披露宴で…陽性者が急増する沖縄のコロナ感染7例
▼なぜ?病院クラスター死者64人に「ベッドすら動かせず」
▼【ひと目で分かる】沖縄のコロナ感染状況