妊婦コロナ感染が急増、8月に162人 沖縄県「ワクチン検討を」(9月1日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 県は8月31日、新たに10代から90代の計554人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。先週火曜日より196人減少し、6日連続で先週と同じ曜日を下回った。また、県は8月1~29日までに、新型コロナに感染した妊婦が162人になったと発表した。8月に入って急増した現状に、県の糸数公医療技監は「感染により早産が起きやすい事例もある。感染予防のため、主治医の了解のもと、ワクチン接種を検討してほしい」と述べた。

 妊婦の感染は春から増加し、4月22人、5月35人、6月30人、7月34人だったが、8月は162人で前月比約5倍となった。20~30代で感染が拡大したことが要因とみられる。県によると、感染した妊婦の出産は県立中部病院と琉大病院が対応していたが、宮古島市や石垣市、北部病院でも対応できるように調整しているという。また、治療のため入院できる病院を拡充するという。

 31日の感染者のうち、感染経路が確定した271人の内訳は、家族内195人、職場内22人、施設内14人、友人・知人17人、飲食5人、その他18人だった。入院患者は703人(重症32人、中等症534人)。重症者の病床占有率は83%だった。糸数技監は「重症者や妊婦の対応で医療現場のひっ迫は続いている」とし、新規感染者は減少傾向だが「学校再開もあり、気を緩める状況ではない」と述べた。

 米軍関係の感染は30人だった。

 

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