沖縄で新たに255人感染、3人死亡 県、連休で増加警戒(9月16日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 県は15日、新型コロナウイルス患者3人の死亡と、10歳未満から90歳以上までの255人の感染を新たに確認した。累計の死亡者数は276人、感染者数は4万8003人となった。

 亡くなったのは那覇市の60代女性と90代男性、南部保健所管内の80代男性の計3人。60代女性は検査が陽性で入院して8月23日に、90代男性は施設療養中に感染が判明し同日に、80代男性は別の疾患で入院中に感染して9月1日にそれぞれ死亡が確認された。

 新規感染者255人の年代別は20代53人、10歳未満42人、30代37人、40代34人などで、70代以上は22人だった。未成年の感染割合が高くなっている。
 255人のうち推定感染経路が判明しているのは128人で、内訳は家庭70人、職場20人、友人・知人19人、施設14人、そのほか5人だった。飲食関係はゼロが続いているが、県は今週末以降の連休で飲食の機会が増え、増加に転じる可能性を懸念している。

 米軍関係は嘉手納基地やキャンプ・ハンセンなどで計17人の陽性が県に報告された。累計は2564人。


 

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