沖縄県は28日、新型コロナウイルス患者5人の死亡と、10歳未満から90代までの57人の感染を新たに確認した。累計の死亡数は300人を超えて302人、累計の感染者数は4万9482人。1日の感染者数は連休明けで検査数が少なかった先週火曜日(55人)と同水準で、県は「減少の傾向はこれまで通り続いている」とみている。
1人の感染者が何人に感染させたかを示す実効再生産数は先週(20~26日)の値が0・43(速報値)で、前週(0・55)を下回った。
死亡が確認されたのはうるま市の80代男性2人、沖縄市の80代女性、八重山保健所管内の60代男性、那覇市の70代男性の計5人。
28日の感染者57人の年代別は10代14人、30代8人、20代7人、10歳未満と50代が各6人などで、70代以上は6人だった。推定感染経路が判明しているのは26人で、内訳は家族21人、施設3人、友人・知人2人となっている。
米軍関係は新たに5人が陽性だったとの報告が県にあった。累計は2714人。
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