沖縄県は15日、新型コロナウイルスの新たな感染者が0人だったと発表した。感染ゼロは2020年7月18日以来、約1年4カ月ぶり。
クラスターは新たに3例確認された。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は1.28(前日1.48)で全国8位に下がった。1位は岡山で3.64、2位は大阪で2.34、3位は山口で2.06、4位は京都で1.66だった。
病床占有数は4%で、重症者の病床占有率はゼロ。
自宅療養中は27人(前日33人)。入院調整中は15人(前日15人)。入院中は7人(前日6人)で、そのうち中等症が5人、重症者はゼロだった。
米軍関係の感染もゼロだった。(いずれも速報値)
県内では20年2月14日に初めて感染者が確認された。流行第5波のピークとなった21年8月25日には、1日として最多となる809人の感染が確認され、医療態勢が危機的な状況となった。
経済活動などが制限される緊急事態宣言は計4回出され、日数は計232日。特に4回目の宣言は5月23日から9月30日までの4カ月以上に及び、主要産業の観光を中心に県内の経済に打撃を与えた。
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