沖縄県内コロナ2人感染 クラスター4件(11月9日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は8日、うるま市の30代女性と南部保健所管内在住の80代男性の2人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。累計の感染者は5万275人となった。30代女性の推定感染経路は調査中。クラスター(感染者集団)は新たに4件を認定した。いずれも家族内感染だった。

【ひと目で分かる】沖縄のコロナ感染状況

 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は3・23人で、全国平均1・03人を上回り全国3位。10万人当たり2・5人以上は岡山、岐阜、大阪、沖縄。

 那覇市と那覇市医師会が7日に那覇市おもろまちのサンエー那覇メインプレイスで実施したワクチン接種について、県の糸数公医療技監は「希望者がまだまだいるという状況だ。そういった方々のために接種できる機会を設けないといけない。そのために市町村を支援していきたい」と述べた。

 米軍関係の新規陽性者は7日が普天間基地所属の1人で、8日はゼロだった。

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