沖縄コロナ新たに1人感染 26日連続1桁以下に(12月2日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は1日、新たに浦添市の20代1人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内の累計は5万315人。直近1週間の10万人当たりの新規感染者数は0・81人で、47都道府県のうち6位となっている。

 1日の感染者数は11月6日から26日連続で1桁かゼロの日が続く。12月1日までの1週間の感染者数をみると、70代以上はおらず、20代5人、10代4人、30代2人、40代と60代が各1人と、ワクチン接種率が伸び悩む若い世代が多い傾向がある。

 南アフリカなどで確認された「オミクロン株」の県内での検査体制について、県の糸数公医療技監は1日、県衛生環境研究所でまずデルタ株を検出するPCR検査でふるいにかけ、デルタ株ではなかった検体をゲノム解析してオミクロン株かどうかを判断する方法を実施するとの考えを示した。国立感染症研究所から迅速に結果が判明する新たな検査方法が示され次第、切り替える方針。

 1日に県に報告された米軍関係の新規陽性者はゼロだった。
 (當山幸都)

 


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