沖縄県内コロナ新たに2人 学童クラブや保育施設でクラスター(12月9日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は8日、北部保健所管内の50代と宜野湾市の20代が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。これまで陽性になった人の接触者を対象とした検査で判明した。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は1・62人で、5日以降全国3位となっている。

 8月に発生したクラスター(感染者集団)4例が報告された。家庭内と学童クラブ、保育施設であった。426例目は家庭内感染で5人感染。427例目は那覇市内の学童クラブで児童同士の接触や職員間で広がり、10歳未満~50代の6人が感染した。

 428例目は那覇市内の保育施設で、10歳未満~20代の職員2人、園児3人が感染した。429例目も那覇市内の保育施設で職員の感染対策は徹底されていたが、食事の介助などの接触があり、10歳未満~30代の職員2人、園児3人が感染した。

 米軍関係の新規感染者はゼロだった。
 (吉原玖美子)


 

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