沖縄コロナ、15日ぶり新規感染ゼロ(12月10日朝まとめ)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は9日、新型コロナウイルスの新規感染者はゼロだったと発表した。感染者がゼロになるのは15日ぶりで、12月に入ってからは初めて。

 県内の医療体制について、療養者数は前日から1人減少し24人。病床占有率は8・6%。重症者用病床占有率はゼロとなっている。新たにクラスターが4例確認された。430例目は家族内で7人が感染した。431例目は那覇市内の事業所で13人。従業員が会食などに参加した後、換気が不十分なことが原因で広がった。432例目は那覇市内の事業所で10~60代の10人。出勤時に同じ車に乗っていたことで感染したとみられる。433例目は那覇市内の病院で、職員5人、患者10人の計15人が感染した。
 
 県は10、11日の両日、県立武道館の県モデルナワクチン接種センターで、県内在住の12歳以上で1回目が未接種の人を対象にワクチン接種を実施する。受け付けは午後6時半から7時まで。予約不要。先着50人。

 米軍関係では、キャンプ・ハンセンで1人の感染が報告された。


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