ひとり親や低所得世帯へ、那覇市が独自給付金　児童1人当たり2万5000円

　【那覇】新型コロナウイルス感染拡大の影響が長期化する中、ひとり親世帯や低所得の子育て世帯を支援しようと、那覇市は「新型コロナウイルス感染症対応那覇市子育て世帯生活支援臨時給付金」（以下、那覇市給付金）を独自に支給している。児童1人当たり2万5千円を支給する。

　対象は（1）国の「低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金」（以下、国給付金）の支給決定を受け、現在も市内に住む人（2）市外で国給付金の支給決定を受け、7日までに那覇市に転入した人。

　（1）の該当者は申請不要で、9日に振り込んだ。国給付金の決定が1月以降となった人には今後、順次支給する。国給付金は一部の対象者は申請が必要で、締め切りは2月28日。

　那覇市給付金の対象（2）に該当する人は申請が必要。3月15日まで受け付ける。

　対象児童は約1万7千人で、事業費は約4億4千万円。財源は新型コロナウイルス対応地方創生臨時交付金を活用する。

　問い合わせは那覇市子育て応援課（電話）098（861）6951。
　（伊佐尚記）

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