NHKの連続テレビ小説「ちむどんどん」の放送開始を前に、出演者取材会が18日、オンラインで開かれた。ヒロインの比嘉暢子役の黒島結菜さん、暢子ら4きょうだいの両親役の大森南朋さん、仲間由紀恵さん、暢子の子ども時代を演じる稲垣来泉さんが出席し、作品への思いを語った。
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得意料理を聞かれた黒島さんが「フーチャンプルー」と答えると、仲間さんが「食べたい」と声を掛けるなど、にこやかな雰囲気で行われた。
黒島さんは「(1、2週目の作品映像を見て)沖縄の歴史も伝えながら、家族の温かさも伝える物語がスタートする。これから本当に面白いドラマが始まるんだな、と私自身ちむどんどんした」と振り返った。
仲間さんは「とにかく子どもたちがかわいく、素直。沖縄の自然の中で伸び伸びと育っている姿を早く視聴者のみなさんにも見てもらいたい。沖縄の本土復帰50年の節目に、沖縄やんばるを舞台にした同作にたずさわれて幸せ。作品を通してもっと沖縄を好きになってほしいし、知ってもらいたい」と話した。
作品内で三線を演奏する大森さんは、本番の撮影が簡単にはいかず子役から「お父ちゃん頑張って」と励まされたエピソードを披露。「途中お芝居でやっているのかどうか分からなくなった」と話して笑いを誘った。
(藤村謙吾)
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