NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」29日放送の第15話では、将来に悩むヒロイン・比嘉暢子(黒島結菜)を励ますように、みなでフォークダンスを踊る場面があります。
フォークダンスは、戦後、アメリカが民主化政策の一環で日本に伝えたレクリエーションの一つで、1950年代には一般的に知られるようになりました。沖縄も例外ではなく、1960年に那覇商業高校体育館で、約500人の男女が参加した「日米親善国際フォークダンス祭」が催されるなど、祭や交流の場で盛んに踊られました。琉球舞踊「谷茶前」の音楽で踊るなど、沖縄独特のフォークダンスもありました。
フォークダンスは学校教育にも取り入れられており、指導方法についての勉強会が開催されたり、入試問題に取り上げられたりしています。