沖縄コロナ2265人、死亡2人 過去2番目の多さ(5月10日午後)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

  沖縄県は10日、新型コロナウイルスの新規陽性者2265人(前日1071人)を確認したと発表した。前週の火曜日の1761人に比べて504人増加し、過去2番目の多さで増加に歯止めがかかっていない。火曜日としては過去最多。

 南城市の80代女性と、浦添市の80代男性が亡くなったことも報告された。死者の累計は450人。

 感染者の累計は17万6720人。

  米軍関係者は62人(前日56人)で、累計は1万4638人。

 病床使用率は49.4%(前日46.9%)、重症者用の病床使用率は30.0%(同25.0%)。県内の前日時点での直近1週間の人口10万人当たり新規陽性者数は753.68人で46日連続で全国ワースト。2位は北海道289.16、3位は鹿児島県259.60。全国平均は165.14。

 入院調整中は1997人(前日1138人)、宿泊施設療養中は612人(同613人)、自宅療養中は1万765人(同1万680人)、入院中は312人(同296人)で、重症は前日と同じ5人。療養中の患者の合計は1万3686人(同1万2728人)。

 (いずれも速報値)

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