八重山、医療フェーズ最高の5 沖縄コロナ2417人 金曜最多 


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は8日、10歳未満から90代以上の2417人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週金曜日から874人増え、金曜日としては最も多い。県の警戒レベル判断指標のうち、病床使用率は51・8%となりレベル3の「感染まん延期」、重症者用病床使用率は23・3%と、レベル2の「感染流行期」へ、いずれも引き上がった。県は、感染拡大が続いている八重山圏域の医療フェーズを9日から最も高い5に引き上げ、病床確保を急ぐ。

 全県の病床使用率が5割を超えるのは5月26日以来。八重山の医療フェーズは6日に4に引き上げられたばかりで、医療体制の強化が急ピッチで進められている。

 県の宮里義久感染対策統括監は「感染力の高いオミクロン株派生型BA・5に置き換わりつつあり、感染者は増えていく」との見通しを示した。特に八重山では人口10万人当たりの新規感染者が「千を超えるなど、感染拡大の勢いは本島より大きい」としつつ、感染拡大の傾向は県全体でみられるとして、注意を呼び掛けた。

 新規感染者を年代別にみると、10歳未満の440人が最も多く、30代の384人、10代の360人と続いた。

 5日に公表された県立中部病院でのクラスターは、7日までに8人増え、入院患者9人、職員4人の計13人となった。

 米軍関係は新たに82人の感染が報告された。 (知念征尚)

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