沖縄コロナ3259人、月曜として初の3000人台 病床使用率86.5%(8月1日午後)


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オミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所)

 沖縄県は1日、新型コロナウイルスの新規陽性者3259人(前日4406人)を確認したと発表した。前週月曜日の2562人と比べ697人増え、月曜として初の3000人台となった。陽性者の累計は36万2066人。病床使用率は86.5%(前日84.7%)、重症者用の病床使用率は43.5%(同41.9%)。

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 米軍関係者の新規陽性者数は25人(前日50人)で、累計は1万9380人。

 県内の前日時点での直近1週間の人口10万人当たりの新規陽性者数は2280.16人で、129日連続で全国ワーストが続いている。2位は福岡県1631.09人、3位は東京都1627.09人、全国平均は1111.10人。

 入院調整中は4354人(前日5890人)、宿泊施設療養中は514人(同491人)、自宅療養中は3万3627人(同3万3124人)。入院中は661人(同647人)、うち重症は27人(同26人)。療養中の患者の合計は3万9320人(同4万315人)。

(いずれも速報値)

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