沖縄県は3日、新型コロナウイルスの新規陽性者6180人(前日5594人)を確認したと発表した。初の6000人超となり、7月30日の5762人を超え過去最多を更新した。前週水曜日の4816人と比べ1364人増えた。陽性者の累計は37万3840人。病床使用率は88.2%(前日87.3%)、重症者用の病床使用率は37.1%(同40.3%)。4人の死亡が報告された。
米軍関係者の新規陽性者数は52人(前日94人)で、累計は1万9526人。
亡くなったのはいずれも那覇市の80代女性、90代女性、80代男性、90代男性。亡くなった人の累計は511人。
県内の前日時点での直近1週間の人口10万人当たりの新規陽性者数は2325.20人で、131日連続で全国ワースト。2位は福岡県1626.43人、3位は東京都1618.56人、全国平均は1132.99人。
入院調整中は7004人(前日6415人)、宿泊施設療養中は528人(同499人)、自宅療養中は3万3002人(同3万1922人)。入院中は674人(同667人)、うち重症は23人(同25人)。療養中の患者の合計は4万1417人(同3万9666人)。
(いずれも速報値)
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