沖縄のコロナ1584人、入院者500人切る(8月30日朝まとめ)


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 県は29日、10歳未満から100歳以上の1584人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。クラスター1件の報告があった。前週の同じ曜日に比べて116人減少し、同曜日比は9日連続で減少となった。入院患者数も481人と減少し、500人を切ったのは7月20日以来。

 年代別では30代が264人と最多だった。病床使用率は本島で69・7%、宮古で16・7%、八重山で6・7%、県全体で60・5%となっている。入院患者が500人を下回った状態は、現在の「緊急フェーズ1」から1段階引き下げた「医療フェーズ5」の水準に当たる。県は引き下げに関して「感染状況や医療提供体制の状況を踏まえて総合的に判断していく」とした。

 那覇市の1歳半健診で9人の陽性が確認され、クラスターと認定された。スタッフ4人と子ども2人を含む利用者5人が感染した。7日から10日に確定して、24日に収束が報告された。

 社会福祉施設での療養者は153カ所で835人。米軍関係の新規陽性者は16人だった。

 (金盛文香)

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