沖縄コロナ1987人、死亡6人 先島の保健所、台風で業務停止も(9月3日朝まとめ)


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オミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所)

 沖縄県は2日、10歳未満から百歳以上の1987人の新型コロナウイルス感染と、60~80代の男性6人が感染後に死亡したと発表した。新規感染者は前週の同じ曜日と比べ13日連続で減少している。2日の年代別新規感染者は30代が341人で最多だった。
 
 入院患者は424人。病床使用率は県全体で57・1%。圏域別では本島65・9%、宮古16・7%、八重山11・7%となっている。米軍関係の感染は11人だった。

 台風11号が3日にも先島地方に最接近し、暴風警報が発令された場合、宮古保健所や八重山保健所では、宿泊療養施設への案内や移送などの業務を停止する。そのため、県対策本部の自宅療養健康管理センターによる自動架電などに対応できない高齢者や、重症化リスクが高いことなどを理由に各保健所で健康確認を行っている感染者には、体調悪化などで命の危険がある場合は119番を要請するなどの案内をしたという。   

(嘉陽拓也)

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