【ちむどんどん第121話】モーイ豆腐 朝ドラ「ちむどんどん」キーワード集【ネタバレ注意】


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モーイ豆腐

 ちむどんどん第121話は、やんばるに戻った暢子(黒島結菜)が、チンクヮー(かぼちゃ)の炒め物や島らっきょうの天ぷらなど、シマの野菜と料理に囲まれて生き生きと暮らす姿が描かれました。毎週自宅で、地元の野菜と郷土料理の勉強会を開いている暢子。庭に設けた食卓には、モーイ豆腐や、パパイアの漬物などの料理が並びました。おいしそうに食べる人々の顔を見て、暢子は「この家で食堂をやりたい」と思い立つのでした。
 
 勉強会で食卓に並んだ「モーイ豆腐」とはどんな料理でしょう。モーイ豆腐は、海藻のモーイ(いばらのり)を煮て、冷まして寒天のように固めて四角に切りそろえたものです。モーイに含まれる凝固性の成分によって固まることを利用した料理で、ゆでた豚肉やにんじんなどを入れることもあります。山原の村々では、かつて村ごとにおいしさを競い合ったといいます。モーイは宮古では「アラナ」、八重山では「クイナ」などと呼ばれます。


>>【まとめ】ちむどんどんキーワード集

▼ちむどんどんってどんな意味?

▼復帰前の沖縄、映画館と遊園地はなかった?

▼意味深な民俗学者の一言「19年の空襲で…」って?

▼「とうしんどーい!」って何? 沖縄県民には結婚式や旧盆でおなじみの曲

▼「まーさん」と言えば…ピンクと黄色のあのマーク?

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