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【ちむどんどん第122話】優子が踊った琉球舞踊「浜千鳥」 朝ドラ「ちむどんどん」キーワード集【ネタバレ注意】

雑踊「浜千鳥」=那覇市の琉球新報ホール

 ちむどんどん第122話では、沖縄戦で亡くなった、優子(仲間由紀恵)の姉・時恵の最期の様子が語られました。戦下で時恵の死を看取ったという大里吾郎(草刈正雄)は、亡くなる寸前に受け取ったというジーファー(かんざし)を優子に渡します。吾郎は、時恵に託された「(優子たちを)見捨てたんじゃない。必死に探したけど見つからなかった」との言葉を伝えながら、自らの後悔にも触れ、涙を流しました。その夜、優子は、形見のジーファーを髪にさし、姉をしのんで「浜千鳥」を踊ります。暢子(黒島結菜)と和彦(宮沢氷魚)、良子(川口春奈)、吾郎を連れてきた房子(原田美枝子)は、静かに優子の踊りを見つめるのでした。
 
 芭蕉布のような色合いの着物を着た優子が、歌子(上白石萌歌)の歌三線で踊った「浜千鳥」はどんな踊りでしょうか。
 
 「浜千鳥」は、ウチナーグチで「チヂューヤー」とも呼ばれる、明治20年ごろに作られたとされる踊りです。琉球舞踊は大きく、琉球王朝時代に士族の生活を題材につくられた「古典舞踊」と、廃藩置県を経て明治以後に庶民の生活を題材につくられた「雑踊(ぞうおどり)」、その他の「創作舞踊」の三つに分けられますが、浜千鳥は雑踊に分類されます。
 
 歌詞は「旅や浜宿り 草の葉の枕 寝ても忘ららぬ 我親の御側 千鳥や浜居ティチュイチュイナ(旅では浜辺を宿とし、草の葉を枕に眠るが、寝ても忘れることのできないのは 親の側でくらした日々のことだ 千鳥は浜辺でちゅいちゅいと鳴いている」(1番)というものです。
 
 「旅愁」をテーマに、故郷を遠く離れて、残してきた愛しい人を偲ぶ気持ちを、浜辺で悲しげに鳴いている千鳥に託して表現しています。




>>【まとめ】ちむどんどんキーワード集

▼ちむどんどんってどんな意味?

▼復帰前の沖縄、映画館と遊園地はなかった?

▼意味深な民俗学者の一言「19年の空襲で…」って?

▼「とうしんどーい!」って何? 沖縄県民には結婚式や旧盆でおなじみの曲

▼「まーさん」と言えば…ピンクと黄色のあのマーク?

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