【ちむどんどん第124話】歌子の歌三線の師匠 朝ドラ「ちむどんどん」キーワード集【ネタバレ注意】


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大工哲弘さん=2019年、沖縄県那覇市の琉球新報ホール

 ちむどんどん第124話は、無事開店した暢子(黒島結菜)の店に、幼なじみの早苗や、歌子(川口春奈)に求婚をしていた金吾、暢子に思いを寄せていた正男など、懐かしい面々が集まりました。後半には歌子の歌三線の師匠・上原照賢(大工哲弘)も来店し、歌子と「首里の古城の石畳-」から始まる、琉球王朝時代の情景をしのぶ「芭蕉布」を歌います。開店初日を大成功で終え満足気な暢子たちでしたが、歌子が倒れ意識を失ってしまいます。暢子たちは歌子が目を覚ますことを一心に願うのでした。

 さて、64話以来に登場した大工哲弘さんはどういう方でしょうか。

 大工さんは1948年生まれで、沖縄県石垣市新川出身です。八重山地方に伝承される多彩な島歌をこなす八重山民謡の第一人者として知られています。68年、八重山民謡を山里勇吉に師事し、県内外のほかヨーロッパ、北中米など海外でも多く公演。96年の南西アフリカ5カ国に続き、98年に東南アジア諸国、99年に環太平洋4カ国、2011年に南米4カ国で巡回コンサートを実現させました。民謡歌手として活躍されながら、沖縄から北海道まで20カ所以上の支部がある「八重山うた大哲会」会主として、後進の育成にも取り組んでいます。


>>【まとめ】ちむどんどんキーワード集

▼ちむどんどんってどんな意味?

▼復帰前の沖縄、映画館と遊園地はなかった?

▼意味深な民俗学者の一言「19年の空襲で…」って?

▼「とうしんどーい!」って何? 沖縄県民には結婚式や旧盆でおなじみの曲

▼「まーさん」と言えば…ピンクと黄色のあのマーク?

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