沖縄電力は7日、県内にある約1200基の送電鉄塔のうち、特徴的な5鉄塔を選んで制作した3Dデータの「NFT鉄塔カード」の実証販売を始めた。計50枚限定。同社が鉄塔カードを手掛けるのは初めてで、売れ行きなどを見ながら、新たなサービスの提供など今後の展開を模索する。
浦添、うるま、宜野湾の3市と本部町、中城村にある、見栄えがよく背後とのコラボが映える5鉄塔を3Dデータのカードとした。複製不能な「NFT(非代替性トークン)」と呼ばれる技術を使用して希少価値を高めている。
1鉄塔につき10種類をカード化、計50枚は全て異なる。4段階にランク分けし、1枚当たりの価格はコモンが2千円(販売枚数計20枚)、アンコモン3千円(15枚)、レア4千円(10枚)、レジェンド1万円(5枚)。
7日から、NFTマーケットプレイスのヘキサ(HEXA)で販売している。3月7日まで。
(當山幸都)
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