「戦争、本当に起きるの?避ける道は」名護で2・24音楽祭 3年ぶりに対面で開催 24-26日


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多くの来場を呼びかける「2・24音楽祭実行委員会」代表の元山仁士郎さん=16日、那覇市泉崎の琉球新報社

 米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の埋め立てを問う県民投票から4年を迎える2月24日から、沖縄戦が始まって78年となる3月26日まで、音楽やトークライブを通し、沖縄の課題とこれからを考える「2・24音楽祭2023」が名護市で開かれる。対面での開催は3年ぶり。名護市での開催は初めて。

 副題は「Frontier of New Pre―War(新しい戦前の最前線)」。24日のトークイベントでは「台湾有事」や自衛隊の強化、「本当に戦争が起きる未来は来るのか、その未来を避ける道」などについて話し合う。深刻化する貧困問題の現状や「豊かさとは何か」についても意見を交わす。出演者は、音楽ライブはKINAMIや凜翔、トークはモバイルプリンス、元山仁士郎さん、石垣綾音さんらを予定。3月26日にも音楽ライブとトークを予定する。

 会場は名護市宮里のcoconova。2月24日~3月26日の間には、ギャラリースペースで県民投票ギャラリー展も行う。主催する「2・24音楽祭実行委員会」の元山代表は「北部地域の若者も一緒に音楽を聴きながら考えられる場にしたい」と話す。

 24日の参加費は1ドリンク・投げ銭制。予約不要。問い合わせは0224okinawa@gmail.com

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